金. 11月 22nd, 2024
875 :名無しの心子知らず 2009/12/10(木) 10:51:43 ID:r/IM00Py
祖母の形見の銅製の湯たんぽ盗まれたときの話

本格的に寒くなる直前の冬の日、使用前に洗って拭いて、庭のベンチに干しておいたら無くなった
一緒に洗って干したキルト(綿入り)のカバーもない

祖母は金物屋の娘で、銅の湯たんぽは嫁入り道具の一つ
私が嫁ぐときに、母が持たせてくれた
何度も修理してずーっと使っていた思い出のある品物だけにすごく凹んだ
夫も気に入っていた冬のお供だったからふたりでガッカリしてしょぼんとしつつも
一応届けを出した

冬本番になったある日、隣家の姑さんが銅の湯たんぽ持って来た
お嫁さん(2児の母)が湯たんぽで焼けどしたんだって
隣家姑「頂いたものにケチつけるのもなんだけど、こんな危険なものを人に贈るのはどうかと思う」ですって

正直に言いましたよ、確かに我が家の湯たんぽだけどそれは先日盗まれたものって
そしたら隣家姑さん青くなって帰ってった(湯たんぽは圧着部分が裂けてた)
その日の夕方、隣家姑さんと息子(泥ダンナ)と泥本人が来て平謝り

アンティーク小物が好きな泥奥、庭に干してある年代物の湯たんぽ見て魔が差したんだって
そんでキルトのカバーも一緒に盗んだんだと(キルトカバーはアンティークじゃないんだけど)
で、寒くなったから早速使おうと思ってガスコンロにかけたら爆発したんだって

確かに金属製の湯たんぽはIHとか直火で使えるけど、蓋つけたまま温めちゃダメでしょ・・・
顔の左半分ガーゼで覆われててゾッとした
とりあえず、姑さんとダンナさんとで泥奥監視することを念書に書いてもらった
あと、修理費用も出してもらった

冬が来ると思い出す泥話でした
お粗末さまでした
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