中学時代のいじめっ子達のせいで彼女と別れた話。

中学時代にいわゆるＤＱＮグループに目をつけられておもちゃにされていた。
その為、同じ中学から誰も行かない遠くの高校へ進学した。
そこである女子を好きになり、思い切って告白したらＯＫが出て彼女との付き合いが始まった。

そんな中夏休みを迎えた。
彼女と海に行こうかという話になり、家からそう遠くないところにある海水浴場に行く事になった。
この時、自分は完全に油断していた。
それまではいじめのトラウマからＤＱＮグループは今でも自分に嫌がらせをしてくると思っていた。
家の前で待ち伏せしていたらどうしようなんて考えた事もある位で
家の周りに誰もいないことを確認してから帰るような状態だった。
だから、彼女を家に案内するとかそういう事はしなかった。
けど、中学を卒業してから１度もＤＱＮグループと遭遇してなかった事や
始めていく海デートだったことで気が緩み切っていた。

彼女と楽しいひと時を過ごしていたけど、それは突然終わった。
飲み物を買う為並んでいたらＤＱＮグループとばったり会ってしまった。
根掘り葉掘り聞かれたりグループ全員の食事代を奢らされたり散々な目に遭った。
これ以上ここにいると危険と判断して彼女に具合が悪くなったと嘘をついて帰ろうとしたのだが、これが間違いだった。
ＤＱＮグループに彼女と一緒にいるところを見られて帰る途中で絡まれた。
そして、ＤＱＮグループは自分の目の前でナンパを始めた。
あることない事色々言って無理矢理連れていこうとするけれど自分は何も言えなかった。
最後は彼女が警察を呼んでＤＱＮグループは退散していったが
この一軒で彼女は自分を見限りそのまま別れる事になった。

２学期が始まるとこの話は学年中に広まり、いじられキャラに逆戻りしてしまった。