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940 :鬼女日記 2014/01/15(水) 15:06:01 ID:y7NMBZXZ
職場にいたずら好きの美人がいた。
苛めとかではなく新入社員や新人バイトと仲良くなるため。
タイミングを見計らって迷惑じゃない程度のドッキリをしかけ、
喪っぽい人でも職場の和に入りやすくしてくれている。
北欧系の美しい人に茶目っ気のあることをされるもんだから男も女もメロメロだった。
誰にでも別け隔てなくて親切でニコニコしていて華やか。
可愛い人や綺麗な人は他にも居るんだけど、
この人が一番人気で周りに人がたえなかった。

ある日無愛想な新入社員のA(♂)にも北欧さんはいたずらをした。
昼休み中でも書類を見てたAはいたずらに気づくと「…忙しいんですけど」と嫌そうな顔。
北欧さんは唖然として口をぱくぱくしていた。
ちょっとニヤニヤして見守っていた周囲も唖然。
固まってる北欧さんに駆け寄りフォローする男女数名。
Aはため息つきながらトイレにいった。
「余裕ないやつだね」「社会人としてあの態度はどうなの」とAの陰口大会。
そこから北欧さんはちょっとおかしくなっていき、
Aに対していたずらを次々としかけるように。

Aはそのたびに嫌そうな顔をしつつもさらっと流したり、
時にははっきり断ったりと北欧さんを避け続けた。
その内にいたずらが度をすぎるようになり、
流石に数名が北欧さんをたしなめていたがその頃には北欧さんの顔つきが変わっていた。
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