日. 11月 24th, 2024
508 :1/2 2005/12/11(日) 19:25:59 ID:+5N8h/Io
俺は二浪した末についに東京の大学に合格。
20歳にして上京することになった。
東京には俺の彼女がいた。
彼女は高校時代の同級生で現役で大学合格し、4月から大学3年だ。
東京へ向かう新幹線に乗って、開いている座席を探す。
ひとつ、開いている席を見つける。
「ここ、開いてますか?」と隣りに座るガタイのいいお兄さんに聞いてみた。
「ああ、開いてるよ」とその人は答えてくれた。
隣りの席に座ると俺はまず携帯電話で彼女に電話してみた。
留守電になっていたので
「もしもし、九(←俺の名前、親が坂本九ファンで九と名づけられた)ですけど、
今から東京に向かいます」
と入れておいた。
俺が電話を終えると隣りのお兄さんは「君、高校生?」と聞いてきた。
俺が「いえ、20歳です」と言うと
お兄さん「俺とタメ?」
俺「えっ、もっと年上かと思った」
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