111 :ちわわ 2013/06/11(火) 16:15:10 0
父親が家に帰ってこなくなったのが小学校低学年の時。
最初は「急なお仕事で…」って誤魔化されていたけれど、中学年になる頃にはよそに恋人作って出ていったんだって分かってた。
母親のスタンスは一貫して「子供(俺)のためにも悪いところがあったら直しますから戻ってきてください」
母が病気で倒れて、数年の闘病の後他界。
そしたら待ってましたとばかり再婚して、彼女を連れて家に戻ってきた。
「新しいお母さんよ、これからよろしくね」とニコニコ笑ってる継母。
三人での生活が始まって数年後、親父がまたしても不イ侖した。
どうすんだよクソジジイと腹立たしく思う一方、泣き暮らしていた実母の姿がちらついてこれからはお前が苦しむ番だザマァとも思う。
だけど継母はサクサク不イ侖の証拠を掴み、父親、愛人双方から慰謝料をもぎ取り、財産分与もガッチリもらって颯爽と出ていった。
実母相手には強気で毆ったり㬥言吐いたりしていた父が、継母には泣いて縋って本気で愛しているのは君だけだ許してくれと懇願していた。
実母もこうすればクソ親父は帰ってきたんじゃないかと思いつつ、虚しかった。
それからしばらく経ち、伯母が訪ねてきた。こんな家に置いておけないから、妹の遺品を返してほしいということだった。
継母がいる間は家に上がるのはおろか、近くによるのも嫌だったらしい。
だが元は実母でその後継母が使っていた部屋には、何も残っていなかった。嫁入り道具に実母が母(俺の祖母)からもらった着物も、毛皮も、
貴金属類も一切合財空っぽ。
最初は「急なお仕事で…」って誤魔化されていたけれど、中学年になる頃にはよそに恋人作って出ていったんだって分かってた。
母親のスタンスは一貫して「子供(俺)のためにも悪いところがあったら直しますから戻ってきてください」
母が病気で倒れて、数年の闘病の後他界。
そしたら待ってましたとばかり再婚して、彼女を連れて家に戻ってきた。
「新しいお母さんよ、これからよろしくね」とニコニコ笑ってる継母。
三人での生活が始まって数年後、親父がまたしても不イ侖した。
どうすんだよクソジジイと腹立たしく思う一方、泣き暮らしていた実母の姿がちらついてこれからはお前が苦しむ番だザマァとも思う。
だけど継母はサクサク不イ侖の証拠を掴み、父親、愛人双方から慰謝料をもぎ取り、財産分与もガッチリもらって颯爽と出ていった。
実母相手には強気で毆ったり㬥言吐いたりしていた父が、継母には泣いて縋って本気で愛しているのは君だけだ許してくれと懇願していた。
実母もこうすればクソ親父は帰ってきたんじゃないかと思いつつ、虚しかった。
それからしばらく経ち、伯母が訪ねてきた。こんな家に置いておけないから、妹の遺品を返してほしいということだった。
継母がいる間は家に上がるのはおろか、近くによるのも嫌だったらしい。
だが元は実母でその後継母が使っていた部屋には、何も残っていなかった。嫁入り道具に実母が母(俺の祖母)からもらった着物も、毛皮も、
貴金属類も一切合財空っぽ。