木. 11月 21st, 2024




718:名無しさん@HOME2008/05/05(月) 21:02:43

ちょっと長い話ですけど書かせてください。
色々と職業の事がありますので、フェイクをかなり入れます。
私のトメ(以後お母さんと書かせてください)は物凄く良トメ。
勿論、そんなトメを生んだ大トメ(以後おばあちゃんと書かせてください)も良大トメ。
ウトはもう他界しています。
私は、実の両親が毒でして奴らが作った借金を返すために
「風イ谷で働け!」
っていわれて、お風呂屋さん系の風イ谷で働いていました。
夫はそこにたまたま上司の付き合いとやらで来て、私のリップサービスに真剣になりました。
最初は「カモだわ」なんて私も悪い心で考えていたんですが、
夫はとてもなんと言うか純粋で、私の話に直ぐに同情しちゃっていました。
いつの間にか私は彼をカモではなく、
「悪質業者に布団とか売られてしまう心配な人」になってしまいました。

そして、彼は私にプロポーズ。
でも借金がある為に、何度か拒否していました。
嫌とかではなく、私にはもったいないと心から思ったので。

しかし、彼の押しの強さに負けてしまい、
じゃあ食事だけ…じゃあドライブだけ…と何度かお付き合いをし、
同情ではなく愛情であると結論が私の中で出ました。

彼は、「親に紹介したい」と言うので、躊躇いながらもお会いしました。
勿論、強烈に反対され拒絶され追い出される覚悟です。
実は以前もそういうこと何度もあったので
「甘い夢見てるんだ、今日全部覚めるんだよ。罵倒されて。」
なんて思いながら彼の家へ行きました。
お母さんは、私を見てニッコリ笑って迎え入れてくれました。
おばあちゃんも直ぐに家の奥から出てきてくれて、丁寧におもてなししてくれました。

「あれ?私の仕事知らないのかしら?」って錯覚するぐらいです。
お母さんは、まごまごしてる私をみて、口を開きました。
「貴方の今のお仕事とか私たちは知ってるの。
でも、私の息子の選んだ人ですもの。それに実際にお話したら楽しい方ね。
何があったかは知らないけど、私たちは未来へ行くの。過去なんて関係ないわ。」
とおっしゃってくれました。
涙がボロッボロこぼれました。
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