土. 11月 23rd, 2024
37 :殿堂 2018/07/23(月) 00:55:56 ID:7oY
暑かったから夕飯に素麺をリクエストしたんだ。
息子と2人でテレビを見ながら待っていたんだが、茹でるだけなのに中々食卓に呼ばれない。
痺れ切らして台所の様子を見に行ったら、嫁が1人で素麺を食べていた。
暗がりで黙々と食べてて異様だった。
家族を差し置いて先に食べるなんて恥ずかしくないのかと聞いたら、真顔で「おまえが言うな」って言われた…。
なんだか逆らったらいけない気がして、腹減ったーと騒ぐ息子を宥めながら大人しくしてた。
完食した嫁が再度素麺を茹で始めて、ザルにあけられた素麺が食卓に並んだけど、正直生きた心地がしなかった。
空気って読めるものなんだな、と実感したよ。
おかわりを言い出せる雰囲気でもなく、息子に大半を譲って食事は終了した。
と同時に嫁からの説教開始。
開口一番に「家族を差し置いて食べるご飯は美味しかったですか?」と言われた。
もちろん今日の話ではなく今までの話な。
つまり、今回嫁が先に食べたのは今まで俺達がやってきたことを知らしめる為だった。
それから天ぷらや唐揚げといった、所謂できたてがうまい料理の度に、自分達だけ先に食べてたことを淡々と指摘された。
100歩譲って先に食べるのはいいが、嫁の分まで残さず食べ尽くすのはいかがなものか、と言われた。
残しておいてくれれば調理の合間に腹を満たすこともできた、とも。
俺的には、できたてが1番美味しいのに、下手に残して冷めたりしなっとなった物を食べさせるのが忍びなかったんだが…。
口の端に登らせたら、「たかだか数分で味が落ちるわけないでしょう」とはたき落とされた。
あと、嫁が仕方なしに自分の為に調理した物まで、横から掠め取っていくなと怒られた。
一旦食卓を離れたら再度食べるのは行儀が悪いんだと。
改めて言われてみたら完全に俺が悪いんだが、その時は苦し紛れに「なんでまとめて怒る、その都度言ってくれたらいいのに」と口走ってしまって墓穴を掘った。
都度都度注意したのに聞き逃したのはアンタ、アンタが知らんふりするから(息子の名前)までアンタの真似をする、と反撃されて俺撃沈。
それから、「食事は家族揃って食べる」と約束してようやく許された。
嫁にも息子にも悪いことをしたと思う。
自戒の意味でここに書き込んだ。
もう先走って食べ始めたりしないし、なんだったら食事の用意とかを手伝うなりして、嫁が早く食卓につけるよう努力する。
本当に申し訳なかった。
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