月. 11月 25th, 2024
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294: 爺さんの思い出話 2016/11/27(日) 13:46:20.02
俺は生産機器のメーカーで働いている
入社してからずっと日祝日、盆と正月返上して機械据付やメンテナンスに追われる日々
今では部長まで昇格し出張が減り少しは家庭生活にも余裕ができた
入社5年目で結婚してから20年、
不満はあったと思うがずっと支えてきてくれた妻に言ってみた
結構日は結婚20年記念日(日曜日)
朝から妻を連れて出かけた

俺「今から出かけるぞ」
妻「どこに?今日結婚記念日でしょ?ご馳走作らなきゃいけないから早く用事済ませてね」
俺「わかった。すぐ帰るようにする」

そして車で2時間半かけて有名な温泉街に着いた
嫁「わざわざこんなとこまできて・・でもありがと」
俺「とりあえず温泉入ってから昼飯にしよう」
貸切の露天風呂に入り妻の背中を流してやった
年齢重ねた妻の背中はか細く弱々しく見えた
ずっとこの身体で家庭を守り子供たちを立派に育ててくれたんだと思うと
涙が溢れてきた。
俺「いつも苦労かけてすまんな。感謝してるよ」
妻「突然なにいってるの?馬鹿ねぇ」と微笑んでいた
俺「まあ、今日はゆっくりしような」
妻「ええ、ありがと」
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