水. 12月 4th, 2024
358 :名無しさん@おーぷん
今の彼氏はバイト先のお客さんで、
そこで仲良くなって連絡先交換して付き合った感じだから付き合うまでデートしたことはなかった。
だから付き合って初めて2人でご飯に行ったときのこと。
その店はご飯おかわり自由で、おかわりの量を少なめ、普通、多めって選べるシステム。
大食いの彼氏は大盛り、私もそこそこ食べれる方なので普通盛りを注文。
それも食べ終えて、彼氏はまた大盛りを、私はまだ少し食べ足りないかなって感じだったので少なめを頼んだ。
ご飯がきて、彼氏に「食べきれるの?少し食べようか?」と聞かれ、私は「全然大丈夫!」と答えた。
・・・ものの、情けないことに少しだけ残してしまった。
そこで彼氏に「残りのご飯食べてくれる?」と聞くと、それまで優しかった顔が急にこわばって
「俺が食べれる?って聞いたとき、大丈夫って答えたよね。言ったからにはちゃんと食べなさい」と。

それを言われて私は「あ、私この人好きだなあ」と思った。
私は4人兄弟の末っ子で、しかも割と歳が離れていたので親にも上の兄、姉にもめちゃくちゃに甘やかされて育った。
だから先述のような状況のときも大体家族の誰かが「仕方ないなあ」と言いつつ食べてくれていたんだ。
末っ子感が周囲にも伝わるのか、はたまた私がそういう人たちを嗅ぎつけているのかは定かじゃないけど
友達もそういう「仕方ないなあ」みたいな気質の人が多くて
恥ずかしいことなんだけど、多分無意識に「してくれるのが当たり前、周りの人がなんとかしてくれる」と思ってたんだよね。
だからちゃんと叱ってくれる人というか、そういう風に言ってくれる人が初めてで改めて好きになった。
スレの趣旨とは少し違うかもしれないけど、とにかく彼氏のその言葉、そして今までいかに自分がチヤホヤされてきたか気づいたことが衝撃的だった。
だけど「彼氏のどんなところが好き?」と聞かれてそのエピソードを話してもあまり理解されないのが少し悲しい。
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