金. 11月 22nd, 2024
145: おさかなくわえた名無しさん 2011/12/26(月) 14:38:09.64 ID:Pv2c0n66
 
1年前のちょうど今頃にひったくりを捕らえたときの話
結構人の多い道路を歩いていた時、後ろからひったくりにタックルされた
後ろから「待ってー!」とか「どろぼー!」とかテンプレートな台詞が聞こえてきたから

すぐにひったくりとわかったんだけど 

ひったくり犯も自分もブラックアイスバーン状態の歩道にすっころんでいたせいで
立ち上がって取り押さえようにもツルン
逃げようと立ち上がってもツルン
周りの人が取り押さえようとしてもツルン
一分か二分間くらいドリフのコントのような状況に陥っていた

そしてようやく、刑事ドラマとかによくあるような相手の腕をひねり上げる技をかけたと思ったら
暴れるひったくり犯のおかげでツルンと転び、ひったくり犯の左肩が見事に脱臼
漫画とかでしか聞いたことの無いような音を立てて関節が外れた
一緒に取り押さえようとしていたサラリーマンが「うえっ」とあからさまに嫌そうな顔をしていた
悪いのは暴れる犯人っすから、と言い訳しつつ、
悶絶するひったくり犯の右肩にさっきと同じ技をかけて拘束しようとしたが
今度は右の肩を外されるのかと勘違いしたひったくり犯がまた暴れだしたおかげでまたツルン、グゴキッ
両手が使えないから立ち上がれず、

氷付けの歩道でひたすらのた打ち回るひったくり犯を見ていると 


こっちが悪者みたいに思えてきたけど、

カッターを隠し持っていたことが後からわかったので今は後悔はしていない

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