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589 :伝説の鬼女 ~修羅場・キチママ・生活まとめ~ 2015/11/02(月) 20:08:19 ID:vZulVfUS.net
この季節に思い出した。
学生の時、勉強になるからと教授に勧められ、他学科の学会に行ってみた。
そこは1年生でも来ていい気軽なもので、会場には見るからに偉い感じの教授みたいな人から1年生らしい感じの子まで色々いた。ある院生の発表は他学科故に難しくもあったがなかなか興味深く、面白く聞いていたが質問の時に手を挙げたのが
「僕は東大の院生で」
と話し始め、質問が始まった。
しかし正直カタカナ言葉の羅列で質問の意味が分からない。
本人だけがずらずら質問し、「お答えを」と半分小馬鹿にしたように笑っていた。
そこに女の子が手をあげると
「あの、私、1年生なんですが(講演者)さんの話は正直難しかったけど面白かったです。でもあなたの話は日本語がないから分かりません。日本語で話してください」
東大院生が「はい?」と言うと「だからエポック何とかとか英語ばかりで、何で日本文学に英語が必要なのか意味が分かりません。日本語で話してくれなきゃ分かりません。東大は頭いいから英語で話すんですか?日本語で話せないんですか?」
沸き上がる拍手。一緒にいた友人によるとその院生の周りには日大や早稲田、慶應などの院生がいたそうだが、一番手を叩いていたのは彼らだった。
1年生の女の子は不思議そうに周りを見渡していたが、質問した院生は真っ赤になって絶句。隣にいた教授らしき人に「もう座れ!」と言われていた。
あの学会は本当に楽しかった。
その1年生の子はそれから院まで行き、博士号を取ったそうです
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