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179: おさかなくわえた名無しさん 2013/06/04(火) 18:52:24.59 ID:MHbbc8r6
学級崩壊を目の当たりにした事。 

小学生の時、掃除の時間に先生の机の近くでふざけていた子達が 
うっかり先生の机の引き出しを開けてしまった。 
あわてて閉めようとするも目に入る、引き出しにぎっしり詰まった文房具。 
あまりにもカラフルで「先生、大人なのに子供みたいな鉛筆持ってる!」 
と誰かが言うと、そばにいた子達が覗き込んだ。 
ほとんどの文房具に名前がついていて、その場にいた全員がなくしたはずの 
鉛筆、定規、ハサミ、カッター、下敷き等がいっぱいあった。 
名前は全部、クラスメートの物だった。

最初はみんな「先生は、拾ってくれて後で返そうと思って忘れてたんだよ」 
とか言ってたけど、何となく不安で掃除のたびにみんなで先生の机を覗き込んでいた。 
何日たっても返す気配がなく、それどころか先生は、気に入った子達に 
「これ、名前が書いてあるけど使って良いよ!」とあげていた。 
当然、持ち物を巡って生徒同士のケンカが増え、みんなが疑心暗鬼になった。 
授業中に騒ぐ子が増え、欠席が増え、勉強に遅れる子が出てきた。 
同時に先生のヒスが増し、席替えと匿名アンケートと学級会の嵐が吹き荒れるも 
クラスの雰囲気は一向に改善せず、修了式は全員が逃げるように教室を去った。 

席替えやアンケートで、クラスが荒れる原因を生徒に押し付ける先生に対する 
反発もあって、当時が一番、精神的に辛かった子供時代だった。
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