金. 11月 22nd, 2024
72 :名無しさん@おーぷん
10代の頃、いわゆるギャルで私服も制服もミニスカで化粧もバリバリ
通学電車で痴漢にあったことは一度もなかった
見た目はそんなだったけど、中身は気も弱いビビり
人に怒ったりもしたことなかった

ハタチで就職した会社が動き回る仕事で、服装はロンT、ジーパン、スニーカー
髪は染める時間がなくて黒ショート、化粧は眉毛のみ

そしたら通勤電車でしょっちゅう痴漢にあうようになった。
毎回怖くて怖くて、途中で電車を降りたり車両を変えたり
声を上げる事も出来なくて逃げてた

残業続きでぼろぼろに疲れていたある日、満員の終電に乗ったらまた痴漢
相手は20代後半くらいの普通のサラリーマン(むしろ好青年なかんじ)
後ろにぴったり密着して遠慮なしにお尻をぐいぐい揉んでくる
身をよじっても手で制そうとしてもやめずに二ヤついてる
完璧なめられてる…
満員で動くこともできない、終電で降りる事もできない、身体は疲れ切っている…

それで人生で初めてキレた
恐怖と後先の考え(帰れなくなるとか)が一消えて怒りが湧き上がった
脳内は「こいつを絶対に許さない」のみ

ドアが開いた瞬間、痴漢の胸ぐらをつかみ外に引きずりおろした。飛び散る痴漢のシャツのボタン
チビの自分があんな力を出せたのも、火事場の馬鹿力なんだと思う
「ずっと痴漢してましたよね、駅員室にいってもらいます」
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