友人のA子、結婚と同時に仕事を辞めて専業主婦だった。
シフトがあって勤務時間が不規則な旦那さんの希望だったそうで、
彼女自身も専業主婦希望だったからwin-win(最早タヒ語w)。
ある時友達同士で家計のやりくりの話になったとき
A子のところは何もかも旦那さんがやってるとの事だった。
A子は月々10万渡されて、そこから食事を作り日用品を買い、
残った分はお小遣いになるそうだ。
家賃や公共料金の支払いも車や保険や税金等、
とにかく日々のこと以外は全て旦那さんが管理してるらしい。
聞けばお給料いくらもらってるか、年収いくらかも知らないと言う。
だからもちろん貯金がいくらあるかも知らないし、
どれぐらいの保険に入ってるかも知らない。
「それって不安じゃない?」「せめて年収と貯金額ぐらい知らないと不味くない?」と聞いても
旦那さんは家庭をものすごく大事にする人で
しかも頭がいいので全て任せて大丈夫!
私(A子)は数字とか苦手だし、保険とか税金とか分からないから
今のやり方が楽だからいいの!との事。
まぁ本人がいいなら回りがどうこう言うことじゃないし。
が、それから10年ぐらい経って、旦那さんが突然タヒ。
社会人一年生の時に加入した生命保険はまだ受取人が母親のままだった。
夫婦の貯金はやっと7ケタ。
亡くなった旦那さんが生前友人に語っていたらしいが、
旦那さんの実家がかなり裕福で、そんなにカツカツに暮らして貯金しなくても
いずれ大金入って来るから今は貯金はあまり考えていないと言ってたらしい。
相続するまで生きていれば予定通りだったんだろうけど
捕らぬ狸の皮算用もいいとこで、しかもA子希望の小梨だったので
わずかな貯金も一部義父母に持っていかれそうになったそうな。
最終的には、A子がほとんど無一文で未亡人になったのが気の毒で
放棄してくれたらしいが、義母とは折り合いが悪かったので
放棄と引き換えに思いっきり嫌味を炸裂されたらしいが。
一段落して又みんなで集まって、
それまでの経緯を泣きながら愚痴をこぼされた時
大変だったね、これから頑張ってね、と声を掛ける一方で
だから言わんこっちゃない感も半端なかった。
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シフトがあって勤務時間が不規則な旦那さんの希望だったそうで、
彼女自身も専業主婦希望だったからwin-win(最早タヒ語w)。
ある時友達同士で家計のやりくりの話になったとき
A子のところは何もかも旦那さんがやってるとの事だった。
A子は月々10万渡されて、そこから食事を作り日用品を買い、
残った分はお小遣いになるそうだ。
家賃や公共料金の支払いも車や保険や税金等、
とにかく日々のこと以外は全て旦那さんが管理してるらしい。
聞けばお給料いくらもらってるか、年収いくらかも知らないと言う。
だからもちろん貯金がいくらあるかも知らないし、
どれぐらいの保険に入ってるかも知らない。
「それって不安じゃない?」「せめて年収と貯金額ぐらい知らないと不味くない?」と聞いても
旦那さんは家庭をものすごく大事にする人で
しかも頭がいいので全て任せて大丈夫!
私(A子)は数字とか苦手だし、保険とか税金とか分からないから
今のやり方が楽だからいいの!との事。
まぁ本人がいいなら回りがどうこう言うことじゃないし。
が、それから10年ぐらい経って、旦那さんが突然タヒ。
社会人一年生の時に加入した生命保険はまだ受取人が母親のままだった。
夫婦の貯金はやっと7ケタ。
亡くなった旦那さんが生前友人に語っていたらしいが、
旦那さんの実家がかなり裕福で、そんなにカツカツに暮らして貯金しなくても
いずれ大金入って来るから今は貯金はあまり考えていないと言ってたらしい。
相続するまで生きていれば予定通りだったんだろうけど
捕らぬ狸の皮算用もいいとこで、しかもA子希望の小梨だったので
わずかな貯金も一部義父母に持っていかれそうになったそうな。
最終的には、A子がほとんど無一文で未亡人になったのが気の毒で
放棄してくれたらしいが、義母とは折り合いが悪かったので
放棄と引き換えに思いっきり嫌味を炸裂されたらしいが。
一段落して又みんなで集まって、
それまでの経緯を泣きながら愚痴をこぼされた時
大変だったね、これから頑張ってね、と声を掛ける一方で
だから言わんこっちゃない感も半端なかった。