水. 1月 15th, 2025

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名無しさん@おーぷん2015/01/14(水)18:48:48 ID:J5r
長文失礼します。

自分が小さい頃なので、もう20年近く昔の話。

その日は、子猫を拾って飼うことに許可を得た次の日で、早く子猫の待つ家に帰りたくて学校からの帰り道をダッシュしてた。

公園に差し掛かったとき、20代前半くらいの男が公園から出てきて、ダッシュ中の私に話しかけてきた。

男曰く

「コンタクトを落としてしまって困っている、いっしょに探してくれないか」

と。

しかし私はさっさと子猫のもとに帰りたい、ついでに言うと公園から出てきたのに公園横の道路を指差してこの辺に落としたと言い張っててなんか怪しい。

「すごく急いでるんです!」

と答えて去ろうとすると

「いやでも今ほとんど見えてないんだけど」

と焦った様子で畳み掛けてきた。

見えてない?!これはチャンス!と思った私は

「じゃあ私のことも見てなかったことにして下さい!」

と叫んで走り去った。

男はなんか

「えっ…」

って言ってたけど構わずダッシュで帰宅。

ひとしきり子猫と遊んだ後、母にそう言えばこんなことがあったと報告。

母は

「変な人もいるわねえ」

と流してしまった…多分時代もあるんだと思うけど。

数週間後、母に

「これって!あんた!」

と言われて覗き込んだ新聞記事には

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