木. 11月 21st, 2024
132:プリンはのみものです。2011/10/06(木) 21:09:43.80 0
20年前の横浜馬車道付近(多分)で。
何時だったかは忘れたが、冬の日。辺りに人気はなくて真っ暗だった。

車道の向こう側の歩道を歩いていたカップル(水系のお姉さん&お兄さん)がいきなり走り出したらしい。
私は何も知らないままぼーっと正面を見て歩いていたら、彼氏が急に肩を引き寄せて
「見ないほうが良い」と言い出した。

見ないほうがと言われると見たくなる性分。
見れば女性がドロップキックされて倒れた。携帯なんてない時代。通りには植え込みばかりで電話ボックスもない。
止めに行こうよ、せめて騒ごうよと言う私に、彼氏は「いいから、とにかくここから離れよう。通報はそれからでも遅くないよ」

髪の毛をつかまれて引きずられている女性をみて思わず大声で「もう、そんなことできないよ〜!」と
声色だけは明るく叫んでみたら、お兄さんがこちらに気がついて、白々しく女性を立たせて肩を抱くのが見えた。
お姉さんもこっちを見たけど、リアクションなし。明るい通りに出るまでこちらもわざとゆっくり歩いていたら
明るい通りで、お姉さんだけタクシーに乗せられているのが見えた。

とたんに走り出した彼氏に手を引かれながら「君は電車に乗るからいいけど、相手に目をつけられて俺に何かあったら困る」と言われて
喧嘩別れしたのが、最大の修羅場。
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