私と新婦が不幸だった結婚式の話。
私は新婦友人として披露宴から参加。
本当は親族だけだったけど、仲が良かった私子だけは是非、ということで招待された。
初めての友人の結婚式ということもあって
せっかくだからと母親から譲り受けた振袖を着ていくことにした。
当日、席は新婦の従姉妹など年代の近い親族を集めたテーブルになり
みんな話しやすいきさくな人たちで居心地が悪いということもなく、
料理もおいしくて、和やかに時間が流れていった。
歓談の時間になり、新郎新婦が二人でテーブルに来てくれたときに
「おめでとう!」って言ったんだけど新婦は「あぁ・・・うん・・・」
みたいなちょっと浮かない返事。そのままお色直しのために退場。
その時は「時間がせまってたのかな?」ぐらいにしか思ってなかった。
そして新郎新婦がお色直しを終えて再入場し、落ち着いたころ。
新婦母が挨拶まわりでテーブルにやってきた。
「私子さんは○美(新婦)の大学時代のお友だちよね?」
「はい、そうです。本日はおめでとうございます」
「大学まで出たのに常識がないのね・・・」
私は一瞬「???」となったが、すぐにはっとした。
私の振袖のことだった。
新婦のお色直し衣装は白地でピンクの模様の引き振袖。
私が着ていた振袖はベージュ地でオレンジの模様の振袖。
「結婚式で白はNG」というのはドレスだけで、着物は柄が入っているから大丈夫と
聞いていたのだが、さすがに白い引き振袖だとまずいとその時気がついた。
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私は新婦友人として披露宴から参加。
本当は親族だけだったけど、仲が良かった私子だけは是非、ということで招待された。
初めての友人の結婚式ということもあって
せっかくだからと母親から譲り受けた振袖を着ていくことにした。
当日、席は新婦の従姉妹など年代の近い親族を集めたテーブルになり
みんな話しやすいきさくな人たちで居心地が悪いということもなく、
料理もおいしくて、和やかに時間が流れていった。
歓談の時間になり、新郎新婦が二人でテーブルに来てくれたときに
「おめでとう!」って言ったんだけど新婦は「あぁ・・・うん・・・」
みたいなちょっと浮かない返事。そのままお色直しのために退場。
その時は「時間がせまってたのかな?」ぐらいにしか思ってなかった。
そして新郎新婦がお色直しを終えて再入場し、落ち着いたころ。
新婦母が挨拶まわりでテーブルにやってきた。
「私子さんは○美(新婦)の大学時代のお友だちよね?」
「はい、そうです。本日はおめでとうございます」
「大学まで出たのに常識がないのね・・・」
私は一瞬「???」となったが、すぐにはっとした。
私の振袖のことだった。
新婦のお色直し衣装は白地でピンクの模様の引き振袖。
私が着ていた振袖はベージュ地でオレンジの模様の振袖。
「結婚式で白はNG」というのはドレスだけで、着物は柄が入っているから大丈夫と
聞いていたのだが、さすがに白い引き振袖だとまずいとその時気がついた。