自分がよく使う通勤電車内に
「タックル男」ならぬ「タックルババァ」が居た。
ババアと私は同じ駅で降りるんだが、ババアはいつも
前の人をタックルで押し退けながら、時には暴言吐きながら
我先にと降りてエスカレーターを駆け上って行く。
とある県立高校の最寄り駅だから、降車するのはほぼ
学生さん達なんだけど、特に女子高生に当たりが一番強かった。
そういうのを見てるのでババアの傍には近寄らないように、
そういうのを見てるのでババアの傍には近寄らないように、
背後を取られないようにババアが向かった降車口からは
降りないように、などの対策してたんだけど、
今日は件の県立高校の入試があるらしく、
いつもより見慣れない制服の学生さん達が多くて、
降車に気を取られてる内にいつの間にかババアが自分の背後にいた
「ヤバい、タックルされる!」と思った時には背中に背負ったリュックに嫌に硬い衝撃があった。
どうやらいつもより多い人数で苛立ち、タックルではなくグーで自分のリュックを殴った模様
さすがにムカつくので、
「おい!」
っと怒鳴って振り返ったらなぜかババアは手を抑えながら涙目
そのままいつもの罵声や舌打ちもせずババアはエスカレーターを駆け上って行った
そういえば今日はいつもの通勤リュックにとある童話の原書を3冊入れてた
もしかしたら殴った箇所が本の角だったかもしれない
だからあんなに痛そうにしてたのか
ありがとう、ハリーポッター
ありがとうJ・K・ローリング
どうやらいつもより多い人数で苛立ち、タックルではなくグーで自分のリュックを殴った模様
さすがにムカつくので、
「おい!」
っと怒鳴って振り返ったらなぜかババアは手を抑えながら涙目
そのままいつもの罵声や舌打ちもせずババアはエスカレーターを駆け上って行った
そういえば今日はいつもの通勤リュックにとある童話の原書を3冊入れてた
もしかしたら殴った箇所が本の角だったかもしれない
だからあんなに痛そうにしてたのか
ありがとう、ハリーポッター
ありがとうJ・K・ローリング