水. 11月 27th, 2024
313: おさかなくわえた名無しさん@\(^o^)/ 2017/07/28(金) 18:47:31.66 ID:V4ooFpSa.net
父親の葬式の夜が修羅場。
保証人になり父が借金を作った。
母は父の作った借金を朝から晩まで仕事をして返していた。
夜間の方が時給がいいからと夜も仕事をしていつも寝不足だった。
そんな中でも夫婦仲はとても良くて父母と兄も絵が好きだったから
時間を見つけては家族で絵を書いてニコニコしてた。

私が10才、兄12才の時父が自タヒした。

葬式の夜は親戚中で母親を責めた
「夫婦なんだから気づけたはず!お前が杀殳したんだろ!」と。
頭を抑えつけられて母は土下座させられた。
私は大人達の怒鳴り声が怖くて一歩も動けなかった。
母は土下座しながら
「子供達を休ませてあげて。
私ちゃん、お兄ちゃんをつれて別の部屋に行って」と言った。

あぁ、兄は私より気が弱いからお母さん私に言っただんだなっと思った瞬間、
兄がテーブルの上の食べものを勢いよく手で払った。
刺身がふっとんだのを今でも覚えてる。
そしてテーブルをひっくり返そうとしたけどできずに
テーブルを部屋の隅まで勢いよく蹴飛ばし親戚に座布団を投げつけた。

「お前らふざけるな!何も知らないくせに好き勝手いいやがって!
ばあちゃん!お前の息子の借金返してたの誰だ!
そこでお前が土下座させてる人だよ!
父さんがタヒんだのは母さんのせいじゃない!お前ら全員出て行け!」

普段おとなしくて頼りない兄が親戚中を怒鳴りつけてみんな帰って行った。
ドアがしまった瞬間、堰を切ったように3人抱きあって泣いた。
兄は足ガクガクで肩も震えていた。
大人になった今でも兄が怒ったところを見たのはその1回だけ。

暗い話でごめんなさい。
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