金. 11月 22nd, 2024
218 :名無しさん@お腹いっぱい。 2012/05/20(日) 20:39:34
少し語らせてくれ。

嫁を両親に紹介した時、緊張の余り嫁は猫(ババァ)にまで挨拶した。
それ以来、結婚→同居となったんだが、猫に格下認定されていた。
食事の時に嫁の椅子に座るは勿論、洗濯物を畳むのにきちんと端を揃えていないと軽く噛まれる。
嫁がエサを与えても、必ず1度は無視。文句言いながら完食する。
掃除を適当に済ませたら、高い位置から不満そうに鳴いたり、嫁は猫から嫁イビリをされていた。
子供が生まれてからは、更に猫の嫁イビリがひどくなった。
ミルクを作れば、猫のチェックが必ず入った。

そんな姑のような猫も、天寿を全うした。
嫁も俺も火葬場で号泣した。


それから2週間後に嫁が高熱で入院した。
熱で意識が朦朧としていたら、額をざらざらしたもので撫でられたらしい。
嫁は「あ、猫だ」と思って手を伸ばしたら、ふかふかしたものに触ったらしい。
「猫が来てくれた」と思って撫でたら、額を舐めてにゃあんと鳴いたらしい。
まるで、嫁イビリをしていた時に「あんたは仕方ないねぇ」と言わんばかりの鳴き方にそっくりだったとか。


その日の後、嫁の熱がすっかり引いて元気になった。
きっと猫が嫁の病気を持っていってくれたんだと思う。
今度、その猫の曾孫にあたる子を引き取ったので記念カキコ。
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