土. 11月 23rd, 2024
21 :名無しさん@おーぷん
当時、仕事人間だった自分は同期の中で有望視されて期待をかけられていた。
だが仕事にだけ打ち込んでいたせいで独り暮らしなのに家事は一切せずにいた。
そんな話を飲み会のときにしてたら、数人の女性達から口説かれた。
手作り弁当や手作りの菓子、「部屋を掃除してあげるよ」などなど、
有り難くも対応に困る申し出をしてくる自信満々の綺麗な女性たち。
その中でも一番料理が美味しくいつも笑顔と人気の癒し系美人と付き合うことになった。
口説いてきたのは向こうなのに、俺が告白したことにされていたのがひっかかった。

彼女は付き合う前から俺の部屋にあがりこんで(手は出してませんよ)
部屋を片付けてくれて、手料理を振舞い、
優しい口調で社内に言い触らしていた。
何もせずともトントン拍子に上手くいっている感じで、
展開が早すぎて気持ちが追いつかずにいたが、
三ヶ月ほど同棲してから結婚。
盛大な結婚式をあげた。
22 :名無しさん@おーぷん
嫁は子作りするまでは働きたいと言ってくれていて、寿退社はしなかった。

新婚生活一週間しないうちに嫁が家事を折半しようと言ってきた。
共働きなのに私一人だけ家事するなんて不公平だと。
言い分は最もだと思うが、自分は仕事人間で仕事に集中したいから家事にまでは手が回らない。
それは同棲前から告げていて、承知で結婚したんじゃないのかと。
専業主婦になってほしい、無理なら俺の金でハウスキーパーを呼ぶ、
皿洗いなら食洗機、買い物は配達、洗濯はクリーニングでいいと言ったら、
嫁は優しく包み込むしゃべり方で俺を説得してきた。
「仕事に集中したいから」と何度も断った。
数日して、会社の先輩たちや同期たち、パートの女性たち何人もから説教を受けた。
23 :名無しさん@おーぷん
嫁ちゃんは子供にかかる費用を考えて働いてくれているのに
今どき共働きで家事を折半するのは当たり前
あんなにしっかりしたいい子はあんたに勿体ない

嫁が優しくフォローに入ってきたが、
(お前が言い触らしておいて何言ってんじゃこいつ)としか思えなかった。
今思えば、あれは俺へのフォローではなく、嫁の好感度をあげるためのものだったのかもな。

結局家事をすることになったが、少しでも雑だったり、
嫁の言い付け通りにしないと周りから説教をされ、
嫁が「頑張ってくれているんですよ」と優しくフォローをし、
周りが「嫁ちゃんいい子」と嫁を持ち上げ、「それに比べて…」
と俺をけなす流れが出来上がってしまった。

家事だけではなく、嫁は俺の食の好みを改善しようとした。
俺は牡蠣、レーズン、ピーナッツ、
昆布(本体を食べたくないだけで出汁としてなら美味しい)
牛乳(ストレートに飲みたくないだけで食材として料理に使われてるのは美味しい)
が苦手でそこまで偏食傾向はないと思う。
野菜も魚も好きで残さず食べる。
「パパが好き嫌い多かったら子供の教育に悪いから」と弁当や朝食夕食に必ず一品出してくる。
作ってくれた料理を残したくないので食べるが、嫌いなもんは嫌いなのはかわりない。
「ほら食べれた」「ね?美味しいでしょ?」と子供を扱うかのような嫁の態度に吐き気がした。
24 :名無しさん@おーぷん
嫁の料理の誉めかたが足りないと次の日の弁当のおかず全てに嫌いな食材が入っていた。
食事の時間が辛くて仕方なかったが、
嫁の前でそれを顔に出したら、周りに説教を受け嫁が俺をフォローし周りが嫁を誉め(以下略)

仕事と家事の両立は厳しく、社内の俺への風当たりも厳しく、
仕事の評価は下がり、家庭は休まる場所じゃない。

ある日嫁の料理を嫁の前で吐いてしまい、嫁が鬼のような顔をして実家に帰った。
出勤すると会社の人からは説教だけじゃなく、無視や嫌がらせまで。
「嫁ちゃんを迎えにいって土下座で許して貰うまでは貴方の仕事は受け付けません!」
と女子高生バイトに言われたときは笑うしかなかった。

嫁の実家に行き土下座で離婚届を出した。
嫁も怒っている嫁両親も、俺が号泣しながら床に頭をこすりつけてる姿にドン引きしていた。
嫁は「わかってくれればいいの、別れたいわけじゃないの、私にも悪いところがあったと思うから」
と俺をなだめようとしたが、
「うおねがいでずう゛う゛わがれでぐだざいい」みたいな俺を見て、
嫁父が俺にとりあえず今日は帰りなさいと言ってくれた。
25 :名無しさん@おーぷん
相当揉めたが、結婚後の貯金全額を渡して離婚。
結婚前の貯金も狙われたがタヒ守。

嫁はすぐに別の有望株と付き合い同棲した。
そいつが元嫁を救いだしたヒーローみたいな扱いになっていた。
離婚直後に他の男と付き合うのは外聞が悪いが、元夫が悪人なら美談になるらしい。

会社の人間全てが敵に回ってるわけではないが、資格をいくつか取得して転職した。

転職後に元の会社に勤めている人達三人と居酒屋で偶然隣の席になった。
最初は元嫁の差し金かと警戒した。
「お疲れ様です、大変でしたね」と同情をされて不思議に思って話をしたら、
結局元嫁は有望株と上手くいかずに別れ、
次はイケメンと付き合うも、そいつの浮気で別れたらしい。

元嫁には信者みたいになってる人達がいて、
そいつらが元彼達(有望株やイケメン)に嫌がらせをしているんだとか。
嫁は相変わらずにこやかにフォローしながら言い触らしているらしい。
今は実家が資産家の先輩と付き合いつつ、
新人のイケメンと二人で食事にいったりしてるらしい。
三人のうちの一人が元嫁を大学生の頃から知る子と知り合いになったらしく、
今で言うサークラみたいなことをやっていたらしい。
28 :名無しさん@おーぷん
>>25
そこまでやってても離反せずついていく信者&新たなカモが出てくるって、並じゃないね
元嫁、結婚なんかしないで宗教でも起こすかセミナーでもやればいいのに
もしくは芸能界でも入った方がいいのかもね
30 :名無しさん@おーぷん
>>25
お疲れさん。読んでて腹が立ってきて、25にかける言葉が見つからない…。
結婚前の貯蓄って財産分与の対象外じゃないの?
婚姻期間中の貯蓄全額持ってかれるのも悔しいだろうな。
25の話を読んで、片方の話だけでひとの肩持つのやめようと思った。
必ず話のどこかに自分age人sageの部分があるもんな。
http://kohada.open2ch.net/test/read.cgi/kankon/1452587624/