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908: 愛とタヒの名無しさん 2010/09/04(土) 14:50:35
微笑ましくもあるけど、雰囲気が微妙だった式 

うちの職場の女上司(当時36歳)の結婚が決まった。 
招待されたのは上司の上司以外は同じ係の私と私の先輩だけだった。 
…が、突然隣の席(=隣の係)にいるA君が「いいなー。俺も結婚式いきたいなー」と声かけてきた。

上司が苦笑いしながら「A君は隣の係だし、人数制限もあるからごめんね」と言ったのに 
「えええええ。俺もお祝いしたいっすよ。上司さんのこと好きだったから、諦めるために招待してくださいよー」 
さすがに無理だよ、と笑い飛ばしたんだけど、このA君、直接新郎(同じ職場の違う部署)のところにまでいって 
何と新郎側招待客名簿に加えてもらった。 
(余談ですが、A君は確かによく上司のことをタイプだ、結婚したい、いや、結婚してください、と 
飲み会の席なんかで言っていて、ちょっと本気なのか?と思う部分はあった。) 

当日、式場にいってタヒぬほど驚いた。 
何とA君、白のタキシードで登場。 
「似合いますか?」とか聞いてきたけど、それはダメだろ、と思わずマジで説教した。 
先輩も合流して「それはヤバイよ」「どこかで普通のスーツ調達できないの?」といったんだけど 
「欧米じゃ普通っすよ」「まぁ、俺も花婿みたいなもんだし(?)」と聞く耳もたず。 
親族の人が「何あの男?」とヒソヒソと言っていたので、他人のふりしたかった 

しばらくして、新婦が控室にはいっていくのを見かけたA君は 
「上司さーーん!!」と叫びながら走って追いかけ、「俺今日男前っすか?超男前っすか?」と声をかけると 
上司も目をまん丸にしながら「え・・・うん・・なんか、凄い格好だね・・・」と目をぱちくりさせて答えていた。 
「やった!俺今日男前だって!すっげ!新郎なんて目じゃないっすよ! 
あ。私さん!先輩さん!俺の鞄もってきて!写真とって写真!新郎新婦っすよ!!」と大はしゃぎ 
さらに親族の「何あの男」度数は高まる一方。 
「お姫様抱っこしてとりましょうよ!」と後に回り込もうとするのを必タヒで阻止しながら 
「ドレスがシワになるから…ね。疲れたし、ちょっと座らせてね」と控室に逃げ込む上司。 
そ笑させたの後、控室に入る新郎をみかけると「新郎さん!今日俺も新郎っすよ!ガチ〇コですよ!(?)」と新郎を苦。 
もうこの時点から嫌な予感しかしなかった。
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