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367 :スカッとする修羅場まとめ 2014/06/26(木) 12:11:32 ID:5Ysl7TjO8
自分ではなく親父の修羅場。

祖父は目つきや風貌が少しいかつい。
もちろん一般の人間だけど、たまにその筋と間違われることがある。

自分が生まれたとき、親父は息子(自分)を見せるため離れて暮らしていた祖父のもとへ。
初孫で喜んだ祖父はその晩、親父を連れて裏路地にある行きつけの小料理屋に連れて行った。

親父は祖母に似てコロンとした人懐こい人で、祖父とはあまり似なかった。
その親父が「オヤジ、オヤジ」と話しながら祖父と歩くもんだから違う意味のオヤジと取られてしまったんだと思う。
少し祖父と離れた隙に10人ほどのチンピラに囲まれボコボコにされた親父。

どうやら"オヤジ"を勘違いしたチンピラが「どこぞの組かの人間にこの道を悠々と歩かせるか、まずは下っ端を見せしめに」としてしまったらしい。
ケンカをしたことのない親父は即病院送りに。
一般の人間であることを言うとチンピラは謝罪し詫びのものを支払っていった。

親父の修羅場。
そしていつのまにか生まれた子と父親が行方不明になった母の心の中が修羅場だったろうと思う。
なぜ置き手紙もせず家を出るんだ親父…
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