金. 11月 22nd, 2024
456 :殿堂 2012/03/08(木) 22:26:58 ID:+jHx3hy+
数年前の私の武勇伝。
ニ、三年前、母がパート先で芹を貰って帰ってきた。
芹なんてあなた達見たことないでしょー、ってんで料理する前に袋から出して見せて
もらったんだが、母が怪訝な顔してあら?とか言い始めた。
どうしたのかと思ったら、芹にあるはずの特有の匂いがしないのだという。私も嗅いで
みたが、何の匂いもしない。ほぼ無臭だった。
時期はずれだからかなーとか言ってたんだが、そういえば昔、何かで芹によく似た毒草が
あるって読んだ気がするなーと思いネットで調べてみた。そしたら出てきた。その名も
ずばりドクゼリ。
芹と一見すると似ているが、毒忄生が強く、二三本食べただけで中毒タヒした例もあり、
おまけに素手で触っただけで皮膚から毒が吸収される場合もあるという毒草だった。
本物の芹と違う特徴はいくつもあるんだが、その中でも最も解りやすい最大の特徴として
挙げられていたのが、芹独特の匂いがしないというものだった。
大慌てで母の元に知らせに行き、その芹がドクゼリである可能忄生を伝えた。パソコンの前で
ドクゼリの画像と貰ってきた芹を比較してみたらビンゴ、母が貰ってきたのは芹ではなく
ドクゼリだった。
母以外にも、そのドクゼリを貰って帰ったパート先の人が何人かいたらしく、母が大慌てで
貰った人達に連絡して回り、結果ドクゼリは誰かの口に入る前に全て処分された。
最悪タヒ人が出るところだったのを未然に防いだと褒められた。雑学好きでよかったなと思った。
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