木. 11月 21st, 2024


158 :拝啓、鬼女様 2016/03/18(金) 16:38:45 ID:b5g
もうかなり前の話。当時38歳の母は目の病気の関係で車通勤が出来ず、電車を使っていた。
母は何故か頻繁に癡漢に遭遇し、その度に鬱々とした表情で帰ってきた。
母が言うには、がっしりと尻を掴まれ、数度布越しに股間に指を押し込まれたらしい。
父はずーっと気のせいだ勘違いだ、年増のくせに自意識過剰だと母を責め続けた。告発なんてするなよ!冤罪被害者が出るとも言ってた。
母は気が弱く、実際に触られても声もあげられない。
前述の通り車は使えないし、タクシーを使う余裕もない。だから母は自衛するしかなかった。
ぶくぶくに着込んで職場に着くまではノーメイク。バッグも尻を隠すリュックに変えたいと言った。
それを聞いた父は社会人としてのマナーが~とか混雑時にリュックなんて~とグチグチ。
娘の私からしたら、癡漢という全ての元凶には触れず、斜め上の自衛方法を語る母が悪いという主張が納得できない。
時間を変えてもダメだったんだから、こうするしかないでしょと怒る母に当時は同意した記憶がある。

先日、女忄生が癡漢にあわない方法を見つけたみたいな記事を見た。母のようにリュックを使っていたけど、父のような意見がたくさんあった。
現在父は亡くなり、母は独り暮らし。母もこの記事を見て、
本当に癡漢されてる被害者って切ないよね。自意識過剰だと言われ自衛すれば迷惑だと言われ。
癡漢のせいで金がかかる移動方法に切り替えたり、遠回りしたり。
わざと癡漢冤罪を作る馬鹿もいるし、真の被害者は迷惑被る。

心底同意した。
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