金. 11月 22nd, 2024
172 :殿堂 2007/01/28(日) 01:26:33 0
長文の上、スレチだったらスマソ
親に不イ侖されたというか、自分がその親の不イ侖の片棒担いでたような立場だった。

すべてが発覚するまでは、会社員の父・専業主婦の母・俺という平凡な家族構成のも
と普通に生活をしていた。その筈だった。
高校生の時、電話口で父が何やら楺めている所を見つけた。
何かあったのか、ときいても要領を得ない返事で誤魔化されるだけ。
そんな事が数回あった後、たまたま俺がひとりで留守番していた時に郵便が届いた。
差出人を見ると、父が時々電話で口にしていた人らしき名前。
いけないと思いつつも、ここ数日の事もあったので、つい好奇心から中を覗くと、父の
名前でそこの住所にあてた現金書留が、封も切らずに送り返されていた。
金額欄を見ると、大金とまではいかないが結構な額が。
「ココ最近の電話といい、一体どういう事だ。この(送り返してきた)人は、ウチと何
の関係があるんだ」とキツい口調で尋ねると、父は黙り込み、母は泣き出した。
静まり返った空気の中、やがて父が話してくれたのは、想像もつかないものだった。
かつて、父には別に家庭があって、母と一緒になる為に彼らを捨てた(かなり強引に離
婚した)事。その際、母のお腹の中には俺がいた事。
つまり、俺がいた所為で、父のかつての妻子は捨てられた事になるのだ。
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