金. 11月 22nd, 2024
246 :殿堂 2020/08/02(日) 15:52:16 ID:0J.04.L1
兄夫婦が兄嫁の浮気で離婚することになった時の話。

証拠も弁護士もそろっていて、あとはサインするだけという状態だったんだけど、
うちの両親も兄嫁両親も「もう一度考え直してくれって」ってごねていた。
それに対する兄の言葉がこんな感じ。

「もし再構築するということになったら、
嫁子(兄嫁)はすごい苦労を抱えることになると思うんですよ。
友達と遊びに行くときはもちろん、ちょっとした買い物の時とかも
浮気を疑われないように気を使い続けないといけなくなってしまいますよね。
それが1か月とか期限付きなら我慢できるかもしれませんけど、
ずっと続けるとなるとすごいストレスになると思うんですよ。

そういう状態が続いたら、いつになるかはわからないけど、
僕も「嫁子をもう一度信じてみよう」と思える日が来ると思います。
でもきっと「浮気」とか「離婚」という言葉を見るたびに
「もしかしたらまた浮気をするかもしれない。いや、もうしてるかもしれない」って
気持ちが出てくるのを止められないと思うんですよ。
嫁子が気を使ってくれて、僕がそれに応えたいと思うほど
その疑いは押さえつけていいかなくちゃいけないと思います。

いつか僕も嫁子もタヒんでしまう日が来ると思うんです。
そういう生活を続けて、もし仮に嫁子が先にタヒんでしまったら、
普通の夫婦なら「もっと一緒にいたかった」「あれがしたかった。これをしたかった」って
思うんでしょうけど、僕はきっとこう思うんじゃないかと思うんです。
「ああ、もう浮気を疑わなくて済むんだ。ほっとした」って。
そういう夫婦生活のあり方ってすごく悲しいなと思うんですよ」

それを聞いて両親も兄嫁も号泣。
ずっと謝罪を繰り返しながら書類にハンコを押してました。

兄はサバサバしているというか、
1回ダメだなって思ったことはバッサリ切り捨てるタイプだと思っていたので、
離婚協議もあんまり心配してなくて、正直wktkしてた自分が恥ずかしかった。
再構築って相手を許せるか許せないかくらいの話としか考えていなかったけど、
実際は離婚するより壮絶なことなんだなと、兄の話を聞いて思い知った気がする。
続きを読む