日. 11月 24th, 2024
611 :きまぐれ鬼女 2007/01/21(日) 00:15:53 ID:m4gWk8C7
剣道部員と決闘する羽目になった。
彼は、健全なる精神は健全なる肉体に宿るという格言を妄信していて障碍者に酷い蒫別意識を持っており、奇形の部分がある俺をはじめとして、難聴やアトピーなどの肉体的欠陥を持つものに対し酷い言動を放っていた。
俺が代表となって談判したが聞く耳持たず、口論の末に彼は切れて交流試合という名目での決闘を申し込んできた。
竹刀で叩きのめして俺の精神を叩きなおしてやるつもりだったらしい。ただの帰宅部の人と交流試合って何なんだか。頭悪すぎである。

噂にたがわず酷い異臭の染み付いた武具を身に着け畳の上に立つ。
一応は剣道のルールに則り、彼は戦闘前に礼をした。
俺は彼が頭を下げた隙を突き面を打った。
彼をはじめとする部員はブーイングするが無視。
改めて礼をして向き直る。
俺は、面! と大声で叫びながら小手を狙ったらあっさりと決まった。
それからも狙う部位とは別の場所を叫びながら竹刀を振るうと、彼は頭に血が上って冷静な判断が出来なくなってるのか叫んだ部位への構えを取り、攻撃は気の毒なくらい見事に決まる。
更に、しばらく逃げに徹して焦らせ、いきなり竹刀を投げつけてやった。
こうして徹底的に剣道のルールを無視した攻撃でコケにして挑発。

とどめに、彼の後ろにある武道場の入り口を凝視し「○○(剣道部の顧問)が来た!」と言ったら慌てて彼も入り口を振り向く。
その隙を突きタックルをかまして転ばせた後、思い切り面を踏みつけた。

こうやって彼が障碍者を見下す元凶となるプライドの拠り所である剣道を徹底的にコケにしてやるつもりだったが、予想外の展開を見せた。

彼の股間からアンモニア臭が漂ってきた。

あまりにも気の毒なので決闘の全てをなかったことにしてやったのだが、彼にとっては見下す対象である障碍者である俺に哀れみをかけられる形となり徹底的にプライドを破壊することになってしまった。
こうして彼は剣道部をやめ、おとなしくなった。
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