日. 11月 24th, 2024
74 :きまぐれ鬼女 2013/07/13(土) 13:28:24 ID:0ughs5u/
243:07/18(木) 22:27 lEBPPYJm0 [sage]AAS
復讐になっているか、あまり自信がないけど。
高校の頃、部活のDQNな先輩からイジメられていた。
生徒は必ず何かの部活に所属すべし、という校則があって、本来ならお近づきにならずに
済むようなDQNが、厳しい体育会系を避けて、文化会系の部活に流れ込んでいたんだ。
うちの軽音部も例外ではなく、数人のDQNが所属していた。
以前は三十分くらい部室で駄弁ると、さっさと帰っていたのだが、部員が使ってる楽器まで
取り上げてバンドの真似事を始めてからは、部活の時間が苦痛でしょうがなくなった。
クソみたいに下手糞な不協和音を聞かされ、その上、太ましくてニブそーな俺に目をつけて
からは、椅子を後ろから蹴り上げたり、肩パンしてきたり…。
極力相手にしないようにスルーし続けていたんだが、次第にエスカレートしてきて、廊下で
俺を見かけるとダッシュしてきて飛び蹴りしたり、学ランの襟首のとこから火のついた煙草を
押し込んできたりと、さすがに耐えられなくなってきた。
今なら、バカらしいと思ってソッコーで辞めると思うが、当時は辞めたら負けだと思ってて、
部活には皆勤ペースで顔を出し続けていた。
そんなある日のこと、音楽室の扉を開けると、DQNのリーダー格が弾けもしないのに俺の
アコギを弄り回して悦に入ってるところを見たんだ。
咥え煙草の灰がアコギの上に落ちるところを見て、つい「やめろ、返せ!」と怒鳴ってしまった。
念入りにボッコボコにされ、アコギの弦は切られ、胴にカッターでガリガリに傷を付けられ。
イジメられ始めて、初めて俺は泣いた。
正直、その日どうやって家まで帰ったのか、まったく覚えていない。
翌日、校舎二階の廊下でリーダー格を見つけた俺は、そそくさと後ろを通り過ぎようとした。
そしたら、俺のアコギをどうやって「ガリガリ君」にしてやったかを話してたんだ。
どす黒い怒りが腹の底からフツフツと沸いて来て、奥歯がギシギシ音を立てた。
開けた窓から外を眺めながらDQN仲間と話してるリーダー格を、後ろから思い切り突き落とし
ぶっ杀殳してやろうと、そっと近づいた。
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