金. 11月 22nd, 2024
863 :名無しさん@おーぷん 2020/03/08(日) 14:46:25 ID:614
相談したいいことあるんだけど、どこに書き込めばいいか分からないので、ここで寄り道。

一人暮らし20代の頃、空き巣と鉢合わたことがある。

都下で一人暮らししてた。
その日は飲み会か何かで23:45頃帰宅。
途中寄ったコンビニで時計見たからよく覚えてる。

当時住んでたのはモルタル、壁薄、薄暗い通路沿い、築30年、家賃5万とアパートと呼ぶのにふさわしい建物で、まともな女性.なら絶対に選ばない物件。
住んでるのも独身中年男性.(いい人)、20代バンドマン、髪真っ赤っ赤の女性.と同棲パンク男、最後まで姿を見なかった2軒という構成だった。

庭らしき敷地がついており、1階住居を貫いている。
柵はなく行き来自由、私はその真ん中の住人だった。
雨戸はついてるものの、ほぼ不使用。

庭を横目に玄関へ向かうが違和感に気づく。
自室から煌々と明かりが漏れている。
あれ、電気消し忘れたかな。

当時物忘れが激しかったので、電気消さないくらいは日常茶飯事。
その日は携帯電話を自宅に忘れてたし、電気くらいよくあることだとも思えた。
ただ、なんとなく虫の知らせが働いて、「誰か家にいるかもしれない」と咄嗟に用心深くなった。

鍵を回し扉を開けた瞬間、「カチカチ」と電灯を消す音が響く。
玄関から直接見えないその部屋は真っ暗になった。
「だれかいる」
全身寒気が走った。
付き合ってる彼かも?正常性.バイアスが囁くものの、合鍵渡してないやん!と一蹴。
けど心は軽めの現象を求め「彼が合鍵作って驚かせようとしてるのかも!」と妄想が走る。
「ごめんなーバレたか」と出てくるはず、はず、はず。
反応なし。

その間30秒だったろうか。
ただごとでないと悟った私は「警察に電話しなきゃ」と慌て始めた。
携帯、ない!家の中の正体不明の近くだ、どうすればいい?
静かに玄関扉を閉じ、私はアパートから遠かった。
はす向かいには少し古めの戸建て、あのおうちなら事情をわかってくれるはず、私は夢中でチャイムを押した。
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