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224 :伝説の鬼女 ~修羅場・キチママ・生活まとめ~ 2016/06/06(月) 16:53:06 ID:We5ZIxSi.net
食い意地がはってた元彼に冷めた。
食べる事が大好きで、一緒にいろんなお店にもよく行った。
私が作った料理も、美味しいと笑顔で沢山食べてくれて幸せだった。

2人とも社会人1年目で、付き合い始めてから数ヶ月した頃、
生理が少し遅れたことがあった。
遅れたのは初めてだったので、もしかして妊娠したかも…と真っ青になって、
1人暮らしの私の部屋に彼氏を呼んで、どうしようかと相談した。
「まだお互い新入社員だし、今回は諦めて欲しい」と彼氏に言われ、
どう返事していいか分からず黙って泣いていたら、突然玄関のチャイムが鳴った。
実家の両親からの宅配便で、箱には大きくウナギと書かれてあった。
ウナギにしてはかなりでっかい箱で、ぱっと見、数匹入ってそうなサイズの箱だった。
泣いているのに気付いたのか、配達のおじちゃんが、
「今日は土用丑の日だし、ウナギ食べて元気出しな!」と声をかけてくれた。
ドアが閉まって配達のおじちゃんが帰った瞬間、部屋から飛び出してきた彼氏が、
「ウナギって言った!?うわ、◯◯産じゃん!やったーーー!!」
と、ジャンプしながら叫んだ。
ちょっと引きつつ、ウナギの箱を冷蔵庫にしまい込んで、
改めて真剣にさっきの話の続きをしようとしたんだけど、
どう見ても明らかに彼氏の意識がウナギに持って行かれてて、
何を話しかけても上の空の状態。
終いには、「その話はもういいから、早くウナギ食べよう」という内容を、
手を替え品を替えて何度もしつこく言われ、その言い方も、
「ウナギ悪くならない?」「君、お腹空いてるんじゃない?」「あの量を1人で食べきれる?」みたいな、
はっきりと本題を言わない、やんわりとした言い方でイライラした。
ウナギ>>>>>>>>>>私、なことに気がついて、冷めた。
「これからの事を1人でゆっくり考えたいから、今日は帰って」
って、言って帰らそうとしたんだけど、日付が変わる位まで粘られた。
もちろん、ウナギは出さなかった。
次の日、無事に生理が来て、嬉しくて嬉しくて泣き笑いしながら、
ウナギを1人で3匹食べた。
最高に美味しかった。
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