土. 11月 23rd, 2024

12 :修羅場な話 2016/07/11(月) 17:12:03 ID:6Gd
近所の人が猫を放し飼いにしてた。
そのお宅は昼間は誰もいなくて、わざわざ猫用のドアを作って自由に出入りさせていた。
うちの庭にしょっちゅう来てはフンをしていく。
片づけても片づけてもする。
猫のフンって臭いんだよ。ものすごく。
どこの猫かは分かってるし、近所にも迷惑してるお宅が結構いて
回覧板で猫の放し飼いをしないようにって注意を呼び掛けて貰ったけど知らん顔。
迷惑してますって匿名で手紙を入れたこともあったけど知らん顔。
怒鳴り込みにいった人も近所にはいたけど、ヘラヘラ謝るだけで全く改善されず。
ある日、捨てようと思って庭に置いていたダンボール(まだ潰してなかった)に
猫が入っていくのが見えた。
チャンスだと思った。
上手く捕獲できたらやる、できなかったら諦める、と賭けに出た。
煮干しを鷲掴みにしてそろりと近づき、手なずけるように少しずつ与えた。
意外にも警戒もせずにウミャウミャ言いながら嬉しそうに食べた。
残りをダンボールの中に全部放り込んで一気に蓋を締めた。
室内に入れてガムテでしっかり閉めて(空気穴は空けたぞ)
そのまま一気に車に乗せて高速に乗って2時間ほど走り、某港町で放流したあと
海鮮丼食べて帰ってきた。
しばらく経って「ねこ探してます」と電柱に貼り紙してた。
猫にも帰巣本能はあると聞くが、この猫にはなかったっぽい。
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