金. 11月 22nd, 2024
542 :ちわわ 2014/09/21(日) 14:47:52 ID:???
ちょっと違うタイプの衝撃話。

私の祖父は昔はとても短気な人だったらしい。
私の眉毛の上には2cmほどの傷があって(傷の位置はフェイクです)
その傷の原因を作ったのが祖父だと言う事は聞いていたので
(祖父が暴れて割れたガラスの破片が直撃したとか)
よく暴れたという周囲の話は本当なんだろう。
だけど、私の記憶にある祖父は
たまに激高するときがあったけど
度々ってわけじゃなかったから
“怒ったら怖い人”と言う程度の認識だった。
暴れる姿なんて見たことなかったし、
普段は無口で矍鑠としてて、
私はそんな祖父をカッコイイと思ってたし、
その傷の事も、私自身はそれほど気にしてなかった。
うんと小さい頃の傷だから、黒子と一緒で
それも含めての自分の顔と思ってたし。
だから“おじいちゃん子”というわけじゃないけど
祖父にはそれなりに懐いてた。

その祖父が、私が25歳の時に亡くなったんだが、
遺言で孫娘である私に8桁単位のお金が残されていた。
その件についての相続争いはなかった。
生前から、両親や叔母たちには了解を得ていたらしい。
叔母に「父さんのせいで傷つけちゃったから慰謝料のつもりかしらねw
女の子の顔に付けちゃって気にしてたからw」って笑いながら言われたけど
当の本人である私が気にしてないのになーと不思議な気分だった。(つづく)
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