土. 11月 23rd, 2024
527 :殿堂 2015/03/03(火) 10:33:03 ID:npX
結果的に復讐を継続してできているんじゃないか、って進行形の話。
よくある話だと思う。

俺には8歳上の兄がいるんだが、幼い頃からひどく暴カを受けていた。
自分が親父に叱られた腹いせはもちろん、俺に関係ないことでも、何か気にくわないことがあったら動けなくなるまで毆られ、蹴られた。
顔が青アザだらけで学校で心配されることもあった。
俺はずっと、ひとつ屋根の下で暮らす兄に怯えて暮らしていた。
「兄弟のこと」と軽く思われるかもしれないが、逃げ場もなく徹底的にボコボコにされる恐怖と憎しみを想像して欲しい。
親父は、兄が武器を持って毆ってきた時だけ兄を叱りつけたが、それ以外は兄弟喧嘩として扱われた。
父母に恨みはないが、高圧的で俺をサンドバッグ&パシリにしていた兄が大嫌いだった。

そんな兄は二度の結婚をし、2人目の奥さんとの間に2人の子どもがいる。女の子と男の子。
40過ぎてできた子どもだから、兄はそれはそれは溺愛している。
子ども達の為にタバコをやめ、ビールは第三のビールに変えて、ローンで家と車を買った。
仕事を休んでまで習い事の送り迎えもしているらしい。
溺愛はしているが、言うことを聞かなかったり失敗したりすると手をあげるのが気にかかった。
「子どもを叩くのはやめなよ」と言うと「何だと!?」と俺が毆られた。

一方俺はアラフォーになっても結婚できず、盆や正月に実家に集まると兄に
「結婚できないなんてクズだ」
「まぁお前にはムリだ」
「子どもの顔を見せないなんて親不孝しやがって」
とニヤニヤ言われ続けた。
俺は、歯向かっても毆られるだけだと分かっているからスルーし続けた。
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