日. 11月 24th, 2024
63 :ちわわ 2016/04/10(日) 08:30:14 ID:???
小中と、熊谷(仮名)という奴にイジメを受けていた。

小5の頃、俺は安全保安委員会に所属していた。
「安全保安委員会」という名前は大層だが、
要は放課後の校舎内のせじょうかくにんするだけのしごとだ。

その日もいつもの通り、放課後にあちこちのクラスを巡回し、
窓などの施錠を確認していたら、突然後ろから毆りつけられた。
驚いて振り返ると、俺より一回り体格のいい男子が
鬼のような形相で睨みつけていた。

「テメー、人のクラスに入って何してんだよ!」
と、いきなり胸倉を掴んでくる男子。

安全保安委員会の仕事で施錠確認をしている、と説明するも、
「委員帯の仕事だろうが、断りも無く他のクラスに入る奴は泥棒と一緒だ」
「お前がやったのは不法侵入で犯罪だ。教師に知られたらお前は怒られる」
だの、訳のわからない因縁をつけられ、
そいつの取り巻きの他の男子二人に押さえつけられ、ボコボコにされた。

そいつ・・・熊谷とはこれが初対面。
熊谷は俺を散々ボコった後、
「今日の事をバラされたくなかったら、明日の放課後に金持って倉庫に来い」
と脅された。

今思えば、熊谷の言っていることはムチャクチャだが、
当時の俺は「俺がやった事は悪いことなんだ」と本気で思い、
熊谷への恐怖もあって、正常な判断ができなくなっていた。

その日から中学卒業までの5年間、熊谷からの凄惨なイジメが始まった。
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