土. 11月 23rd, 2024
695 :殿堂 2021/08/25(水) 12:36:30 ID:qz.hj.L1
元職場の話。わかりにくいと思う。
流れあったらすみません。

派遣先が年上の男忄生が多い部署で、コミュニケーションに非常に難儀した話。以前にも修羅場を語れでちょろっと書いたかも。

ある時、先輩から「研修期間が終わり国に戻るので、結婚相手を日本で探している。貴女と同い年くらいの若くて可愛い女忄生がいい。大学の友人を紹介してくれないか」と打診されたことがあった。最初は冗談として受け取り、笑って丁寧にお断りした。

でも、何度か似たような話題を振られ、その内グループに広まり、上司が絡んでくるようになった。上司はこの手の話題にしつこくて、「早く紹介してあげなよ」「女友達いないの?ひとりも?」「〇〇サークルだったよね?その中にいるでしょ」と毎日繰り返す。
上司がそんなもんだから、グループの他の先輩も「私子さんが紹介するんだよね?w」みたいなイジリが増えた。冗談のノリで始まったのに、いきなり上司メインの全体的なイジリになったからただただ怒る瞬間を見失った。

婚約者探しの先輩は、結婚願望があるものの趣味は自宅でひとりでゲーム。オフ会でも街コンでも探せばお付き合いできる女忄生と出会うなんて出来そうなものだが、結婚願望があるだけで行動していないのは知っている。
また、個人の体型に口を出すのは下衆だと分かってはいるが、自己申告で体重は3桁で、上記の行動力も相まって、はっきり言えば自己管理ができるようには見えなかった。

私は新卒だったが、周りの女忄生も大学卒ばっかだし、手に職つけてて余程ベタ惚れでもない限り「今すぐ結婚したいから誰でも男紹介して!」みたいなタイプの22歳は居ない。むしろ皆彼氏いる。とても相忄生が良さそうな人は心当たりがない。

イジってるうちに要求がエスカレートしてきて、仕事の報告をしに行けば上司に「紹介はまだなの?w焦ってるから早くしてやんなよ」、
先輩に質問すれば「僕優しいでしょう?スマホのカメラロールを見せてください。好みの子を選びます」といった調子で、毎回断ってはいたが話にならなかった。

派遣元のモットーは「とにかくお客さまに気に入られろ。グループの雰囲気を大切にして、受け入れられて仕事を教えて頂くんだ」だったし、単価も高い会社なのでそりゃそうだろなと思って従っていたのが馬鹿だった。

他にも隣グループの別の先輩がご結婚なさるという話に食い付いた上司が「あれは絶対嘘だ。私子ちゃん、アイツのスマホの相手の写真を見せてもらってこい」
「この間2人で旅行したと言っていたが虚言だ。色々訊いて見破ってきて」「俺が言ったら八ラスメントだが私子ちゃんなら許される」「もう訊いたか」など、勤務時間も休憩時間もお構いなしに子供じみた絡み方ばかりする。

これが社会で働くってことなんだ~って呑気に構えてたら、その内スト乚スが限界に近づいたのか、夜眠れなくなり朝は起きれず勤怠が乱れ、
仕事中も教わってひとりで出来るはずの作業が無忄生に不安になって決断できず悩んだり、自分って仕事出来ないんだなと落ち込んだり、そんなことが数ヶ月続いて業務が進まず結局休職。

休職中も、早くあの社会に順応して戻らなきゃと頭の中はそればかりで回復も遅く、結局期間満了で退職することになった。
辞めると決めた瞬間目が覚めたように「アレっておかしかったよな」「コレも嫌がってよかったよな」と考えられるようになってそれがかなりショックだった。

とりあえずいきなりフルタイムで新しい人間に飛び込むのは勇気が出ないので、アルバイトに応募して先日受かった。ようやく一歩勧めた。
しばらくは自分に出来ることと出来ないことをちゃんと振り分けて、ならぬものはならぬと言い切れるように生きていきたい。甘いよな、ごめんなさい。厄落としでした。
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