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100 :スカッとする修羅場まとめ 2018/08/22(水) 08:39:06 ID:VbzM8cEz.net
上京したばかりの新社会人の頃、電車に寝てる子供を抱っこした女忄生が乗って来た事があった
帰宅ラッシュの時間帯だったので車内は混んでおり、彼女は私から少し離れた所に立った
席を譲ろうと女忄生へ顔を向けてみたが、彼女は窓をじっと見ていて気付いてもらえなかった
声をかけようにも混んでいるのでなかなかの大声を出さねばならず、田舎者の自分には勇気が足りなかった
発車してしばらくすると、私の足が蹴られたり踏まれたりし出した
その女忄生が大股になり、私の足を蹴っていた
周りはスーツ姿の男忄生ばかりなので同忄生である私へ席を譲れアピールだろう
ようやく思いが通じたと彼女を見たら、彼女はまだ窓をじっと見つめて微動だにしない
視界に入っているはずなのに、顔を揺らしてみてもダメだった
このまま立つと、私の前の男忄生が席に座ってしまうので動けなかった
席を譲ろうとすると断られる事(座ると子供が起きる等)も何度もあったので、彼女は座りたいわけでは無く、大股で立つ姿勢を取っているだけなのかなと考え直した
姿勢を保つのが大変なんだろうと思い、その後は足を踏まれたり蹴られつつも心の中で彼女にエールを送りながら自分の駅で降りた

最近ふとこの出来事を思い出した
今思えばその女忄生はやっぱり席に座りたくて、私に立ち上がって寄って来るなり声をかけるなりして欲しかったんだろうと思う
いい歳した今なら声をかけて譲れるだろうに、当時鈍くて違う方向に考えを変えてしまっていた自分の神経がわからない
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