32 :名無しさん 2014/04/09(水) 21:32:50 ID:dyDIzltpY
中学生時代の話、同級生が自杀殳した。理由はイジメ。
親の引越か何かで中途入学してきた子で、忄生格もあまり明るい子じゃなかったから、すぐにイジメの対象になった。
一方私も暗い子で、友達なんかいないに等しかった。
唯一の違いは、勉強だけはできたので、イジメの対象にならなかった点くらい。
で、そんな本の虫で図書委員も務めていた私と、遊び相手がいなくて図書室に来る彼女とは、それなりに会話するようになった。
自杀殳する前日も会話したけどよく覚えてる。
翌日、先生から「昨晩首吊りした」って話を聞き、私だけ即警察のご厄介に。
「何で?」と思ったら、遺書に私の名前が書いてあったかららしい。
内心『イジメた奴の名前書けよ!』と憤慨したが、どうやらイジメの犯人として呼ばれたのではなく、親御さんにも
『娘と仲良くしてくださってありがとうございました』
と頭を下げられる始末。
親御さんの許しも得て遺書を読ませてもらったら、長々と自杀殳の理由を説明したあと、
『私の幸運と残りの寿命は、ただ一人親しくしてくれた私子ちゃんにプレゼントします!』
そんなことが書いてあった。
以降、何かとツいている毎日。
と言っても「宝くじの一等賞が当たった」とか、その手の幸運は来ないんだけど。
ホントちょっとした幸運だよね。
そして子どもが産まれた。
出産で疲れ果て、ウトウトと眠り始めた頃、
「私子ちゃん!返してもらうね」
と、久々のあの子の声がした…と思った。
部屋には赤ん坊と私しかいなかったと思う。
子どもが怖い…
あの子の生まれ変わりなのか?
親の引越か何かで中途入学してきた子で、忄生格もあまり明るい子じゃなかったから、すぐにイジメの対象になった。
一方私も暗い子で、友達なんかいないに等しかった。
唯一の違いは、勉強だけはできたので、イジメの対象にならなかった点くらい。
で、そんな本の虫で図書委員も務めていた私と、遊び相手がいなくて図書室に来る彼女とは、それなりに会話するようになった。
自杀殳する前日も会話したけどよく覚えてる。
翌日、先生から「昨晩首吊りした」って話を聞き、私だけ即警察のご厄介に。
「何で?」と思ったら、遺書に私の名前が書いてあったかららしい。
内心『イジメた奴の名前書けよ!』と憤慨したが、どうやらイジメの犯人として呼ばれたのではなく、親御さんにも
『娘と仲良くしてくださってありがとうございました』
と頭を下げられる始末。
親御さんの許しも得て遺書を読ませてもらったら、長々と自杀殳の理由を説明したあと、
『私の幸運と残りの寿命は、ただ一人親しくしてくれた私子ちゃんにプレゼントします!』
そんなことが書いてあった。
以降、何かとツいている毎日。
と言っても「宝くじの一等賞が当たった」とか、その手の幸運は来ないんだけど。
ホントちょっとした幸運だよね。
そして子どもが産まれた。
出産で疲れ果て、ウトウトと眠り始めた頃、
「私子ちゃん!返してもらうね」
と、久々のあの子の声がした…と思った。
部屋には赤ん坊と私しかいなかったと思う。
子どもが怖い…
あの子の生まれ変わりなのか?