水. 12月 4th, 2024


854 :拝啓、鬼女様 2017/03/24(金) 07:00:34 0.net
28歳のとき親よりも年上の会社経営者と結婚した。
私は水商売をしていて、学歴もなかった。昼間も働いたけど薄給だった。
好きな人がいたからものすごく悩んだけど勉強する時間とお金が欲しかった。
同じお店で働く女の子が、35とか6にもなってなんのスキルもなく悩んでいる姿を見ていたから、私もこうなるくらいなら、とおもって結婚した。
(犬がいて、その犬の治療費にも頭を抱えていた)
すぐにCADの学校に通って、それを仕事にしながら宅建の学校にも通った。

友達のところへ行くといっては好きな人のところへ遊びに行ったりもしていた。
宅建にも無事受かった。
相手はとても良い人で、厄介な親族と姉妹がいるから、自分がタヒんだ後も困らないように、私の地元に私名義のマンションと土地、財産も残してくれていた。

暮らしに不満はなかったけど好きな人のことがずっと頭の中にはあった。
ある日掃除をしているとリビングで倒れている相手を見つけた。
イビキをかいていて、あ!これ脳梗塞だ!と思った。
すぐに救急車を呼ぼうと思ったけど、救急車を呼んで変に生きられても後が困る気がして、私はまた掃除機を持って違う部屋に入った。広い家だったからそうじには時間がかかった。
相手は助からなかった。

会社の始末とか、遺産とかの面倒なことは放棄して、自分の財産だけを持って好きなひとのところに行った。
今はその人と結婚して安いアパートに暮らして共働きしてる。
最初の旦那さんには今でも感謝してる。愛はなかったけど色々助けてもらったしずっと尊敬している。
続きを読む