土. 11月 23rd, 2024


876 :拝啓、鬼女様 2016/11/03(木) 23:59:23 ID:LYl
大学生の頃から仲良くさせてもらってる女忄生がいるんだけど、一種のアウトサイダーというのだろうか、見た目にこだわらない人だった
長く伸びた髪はこだわりがあるのか手入れをされていてサラサラなんだけど絶対結ばない、化粧しない、Tシャツにジャージ、下駄という一見チグハグな格好
彼女なりのこだわりがあるらしかった
もちろんそんな格好で下駄を鳴らして歩くからたまにヒソヒソ言われたりしてた
そんな彼女と五年ぶりに再会したのだけど、外見がよりラフになってた
悪い言い方をすれば、ラフすぎてダサい
身につけているもの一つ一つは高いのに、女忄生はスッピンで歩いてるだけで一気にダサく見える不思議
一日一緒に行動したら、心持ちおしゃれなお店での接客が杜撰に感じられた
疲れたのでおしゃれなカフェで休もうと誘って入ったら、先に入店してた制服の女子高生に「あの女の人ダサい」「相手に釣り合ってないね」と言われた
声を潜めてるつもりだろうが丸聞こえ
でも彼女は気にしない
「トレンドとかね、追っかけたって追いつくわけがないんだ。何かを追いかけ続けて周りの目を気にして正解を見つける生き方なんて義務教育に卒業だ」
とコーヒーにいちごアイスを溶かしながら言っていた
ここまで自分らしく他人の目を気にせず生きられるってとっても気持ち良さそうだと思う
でも自分にゃとてもじゃないが無理そうだ
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