887 :殿堂 2017/04/11(火) 10:54:33 ID:tUV
大学時代、某マイナー競技の部活をやってた
ある時、次の遠征試合まであと半月ってタイミングでひどい風邪引いてしまい、
学校も部活も数日休んだことがあった
休み明け、授業は出たけどまだ本調子じゃないから部活は休もうと思ったけど、「遠征費集めてるから今日持って来て」とメールが来て、
お金用意して遅れたけど部活行った
一応道具の準備はしてたので、途中から参加しうしつて軽く体動かして皆と一緒に部室戻った
部室に戻ったら皆が騒然としてた
遠征費を集金してた子のロッカーから数万円入った集金袋(某銀行のベージュの無料封筒)が消えたと、その子が騒いでた
ロッカーにもカバンにも封筒が無い、確かに今日の部活開始前にはあったのに、盗まれたんじゃないか、と
で、「今日部室に一人でいた人は誰か」となった
遅れて来た私だけ、だった
「ね?何かの間違いだよね?盗んだなんて思ってないから集金袋返して?」
「そうだよ、何か戻し忘れたとかだよね」
「○○(私)ってお金困ってたの?一人暮らしなんだっけ?みんな怒ってないよ」
とか皆に囲まれて言われた
完全に私が盗んだと皆心底思ってる様子で、皆の目を見てると汗が出て、心臓が飛び出そうになった
勿論「私は盗んでない、お金がもう集まってるのも、それをどこに置いてるかも知らなかった」と何度も言ったけど、
皆、ため息ついたり苛立ったリして、まるで信じられてなかった
一人だけ「お金置いた場所違うんじゃない?よく探した?○○が盗んだなんて決めつけるの早いでしょ?」と集金係の子に言ってくれたけど、
その他の子は聞いてもいない様子だった
汗は止まらなかった
その様子を皆が嫌そうに見てるのもわかった
今の今までチームスポーツに皆で打ち込む楽しい大好きな部活、と思ってたのが一瞬で変貌したのがまだ消化できなかった
「明日には集めた遠征費で前売り切符買う予定だったのに」と泣き出す集金係の子を皆が慰め、
「遅いから取りあえずもう今日は帰ろう」となった
「今日カバンを開けたりしないけどさ、明日までにお金戻ってこないなら、大学か警察に話行くからね」とも言われた
「荷物探すなら探してよ」と私が言ったら、「そう言うってことはもう別の場所に隠してるんじゃない」と笑われた
そして集金係の子が着替えてロッカーの下から靴を出した時、声をあげた
ロッカーの靴入れるスペースの奥に、集金の封筒がペッタリと貼り付くように落ちてたらしい
「嘘ー」と集金の子が泣き出した
そうしたら皆がワッと笑った
「そんなことだったのかー」「ウッカリだねー」「○○ごめーん」と大笑いしながら言った
ある時、次の遠征試合まであと半月ってタイミングでひどい風邪引いてしまい、
学校も部活も数日休んだことがあった
休み明け、授業は出たけどまだ本調子じゃないから部活は休もうと思ったけど、「遠征費集めてるから今日持って来て」とメールが来て、
お金用意して遅れたけど部活行った
一応道具の準備はしてたので、途中から参加しうしつて軽く体動かして皆と一緒に部室戻った
部室に戻ったら皆が騒然としてた
遠征費を集金してた子のロッカーから数万円入った集金袋(某銀行のベージュの無料封筒)が消えたと、その子が騒いでた
ロッカーにもカバンにも封筒が無い、確かに今日の部活開始前にはあったのに、盗まれたんじゃないか、と
で、「今日部室に一人でいた人は誰か」となった
遅れて来た私だけ、だった
「ね?何かの間違いだよね?盗んだなんて思ってないから集金袋返して?」
「そうだよ、何か戻し忘れたとかだよね」
「○○(私)ってお金困ってたの?一人暮らしなんだっけ?みんな怒ってないよ」
とか皆に囲まれて言われた
完全に私が盗んだと皆心底思ってる様子で、皆の目を見てると汗が出て、心臓が飛び出そうになった
勿論「私は盗んでない、お金がもう集まってるのも、それをどこに置いてるかも知らなかった」と何度も言ったけど、
皆、ため息ついたり苛立ったリして、まるで信じられてなかった
一人だけ「お金置いた場所違うんじゃない?よく探した?○○が盗んだなんて決めつけるの早いでしょ?」と集金係の子に言ってくれたけど、
その他の子は聞いてもいない様子だった
汗は止まらなかった
その様子を皆が嫌そうに見てるのもわかった
今の今までチームスポーツに皆で打ち込む楽しい大好きな部活、と思ってたのが一瞬で変貌したのがまだ消化できなかった
「明日には集めた遠征費で前売り切符買う予定だったのに」と泣き出す集金係の子を皆が慰め、
「遅いから取りあえずもう今日は帰ろう」となった
「今日カバンを開けたりしないけどさ、明日までにお金戻ってこないなら、大学か警察に話行くからね」とも言われた
「荷物探すなら探してよ」と私が言ったら、「そう言うってことはもう別の場所に隠してるんじゃない」と笑われた
そして集金係の子が着替えてロッカーの下から靴を出した時、声をあげた
ロッカーの靴入れるスペースの奥に、集金の封筒がペッタリと貼り付くように落ちてたらしい
「嘘ー」と集金の子が泣き出した
そうしたら皆がワッと笑った
「そんなことだったのかー」「ウッカリだねー」「○○ごめーん」と大笑いしながら言った