土. 11月 23rd, 2024

571 :修羅場な話 2015/12/09(水) 04:36:34 ID:0P7
うちの母親の口癖は『本当は結婚なんてしたくなかった』『子供なんて産むんじゃなかった』だった
じゃあどうして結婚したのかって聞いたら『田舎で独身の女忄生への風当たりが強かった』『昔の女忄生は一人では生きていけなかっ』って返される

確かに母の結婚生活は子供だった俺から見ても幸せそうじゃなかった
義理の両親の干渉、母との会話さえ面倒臭がる父
なまじ母はそこそこ高学歴だったから自分の人生への後悔も強かったと思う
生活に追われて世間から断絶した母の溢れんばかりの関心と執念は、別に産みたくなかったはずの子供に向かった
最初の被害者は姉だった
友達と登下校、自分で服や髪型を選ぶこと、部活動、メールやLINEを使って友達を連絡、休みの日に何処かに出かける等、色んなことを禁止した
『自立心と主体忄生と対人能力を養ってほしくなかった』『友達とか先生とか、家の外の人と仲良くしてほしくなかった』『ずっと私だけを見ててほしかった』
母は俺にはっきりとこう言った
当時高校生だったにも関わらず門限5時を強いられて、おそらくストレスで髪を抜く癖がついて禿げてしまった姉は、学校の先生やカウンセラーの介入もあって祖父母の家で暮らすようになった

次の被害者は俺だった
机を文字通り引っ繰り返されて部屋の点検、宿題を破られる、テストの前日に遊園地に誘われて、俺が断ったら発狂する、シャンプーや石鹸を使うのを禁止
俺は姉に比べりゃ幾段か鈍感に出来てた
相手にするのも面倒だったし、どうせあと一年弱もすれば家出られるから耐えたよ

ペットの文鳥踏み杀殳されるまではな?

リビングに転がって鼻血流しながら『許して。許して。』って懇願する母を見ても、特に後悔とかはなかった
それから母は大人しくなった

工業系の高校だったからこのご時勢なのに就職は苦労しなかった。祖父母の援助を頂いて家を出てから、もう実家には帰ってない
祖父母を経由した情報によると母の執着は父に向かってるようで、何故だか俺と姉にSOSを求めてるっぽい
なんかもう俺含めたみんなの神経がわからん
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