嫌いな食べ物が一瞬にして好きになった時が衝撃だった。
梅干しなんだけど。
自分の家は両親共々東京の人でさらに言うと双方の曽祖父母も東京23区の人だった。
なので田舎というのがない家だったのだけど、ある年弟が事故に遭いそっちにつきっきりになった時に、幼馴染の親が自分の田舎に連れてってくれた。
11歳にして初めて釣りしたりキャンプしたりしたんだけど、幼馴染のお祖母さんがお昼におにぎりを作ってくれた。
中身の梅を食べた時、うわ!なにこれマズい!しょっぱすっぱ!→あれ?でもなんか美味しい…?→いやなにこれ超美味しい!と一瞬でなった。
あの一瞬にして感覚がグラグラ揺れた感じはいまだに忘れられない。
思えば自分の両親は甘い梅干しが好きでそれはよく食卓にのぼってたんだけど、自分の中で梅干し=甘いものという刷り込みがされてたんだよね。
だけど自分は甘い梅干しが当時好きでなかったので、全部拒んでいた。
酸っぱい梅干しがあるなんて思いもしなかった。
東京戻ってきて思い切ってコンビニの梅おにぎり食べたら酸っぱい梅干しが入ってた。
そこから梅干しが大好物になった。
大人になった今では有楽町の交通会館の地下で和歌山の梅干しを買っている。
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梅干しなんだけど。
自分の家は両親共々東京の人でさらに言うと双方の曽祖父母も東京23区の人だった。
なので田舎というのがない家だったのだけど、ある年弟が事故に遭いそっちにつきっきりになった時に、幼馴染の親が自分の田舎に連れてってくれた。
11歳にして初めて釣りしたりキャンプしたりしたんだけど、幼馴染のお祖母さんがお昼におにぎりを作ってくれた。
中身の梅を食べた時、うわ!なにこれマズい!しょっぱすっぱ!→あれ?でもなんか美味しい…?→いやなにこれ超美味しい!と一瞬でなった。
あの一瞬にして感覚がグラグラ揺れた感じはいまだに忘れられない。
思えば自分の両親は甘い梅干しが好きでそれはよく食卓にのぼってたんだけど、自分の中で梅干し=甘いものという刷り込みがされてたんだよね。
だけど自分は甘い梅干しが当時好きでなかったので、全部拒んでいた。
酸っぱい梅干しがあるなんて思いもしなかった。
東京戻ってきて思い切ってコンビニの梅おにぎり食べたら酸っぱい梅干しが入ってた。
そこから梅干しが大好物になった。
大人になった今では有楽町の交通会館の地下で和歌山の梅干しを買っている。