土. 11月 23rd, 2024
140: プリンはのみものです。 2015/09/19(土)05:00:41 ID:H20
新卒で入社した会社で、先輩女子社員に酷い目に遭わされた。
その先輩女忄生社員Kさんは、私の3歳上。女優の南果歩に似たシジミ目。
とにかく仕事をしない人で、協同でするはずの作業も八割以上は私に投げっぱなし。
あまりのハードワークに先輩社員に相談したら、創業者一族の遠戚(コネ)だから、我慢するしかないと諭され…
就職して二年半で胃に穴が空き、腹膜炎を起こしかけて電車で倒れて救急車搬送→緊急手術→入院。
自宅療養中にパニック障害その他諸々の症状が出たので退職した。

うちは、祖父と兄が不動産屋を経営し、
父と姉が不動産管理会社をやっている。
私は、管理会社の方で働かせてもらうことにした。
その後、中学の同級生と26歳で結婚。子供も2人産まれて、忙しいが平和な日々だったのだが……

私が30代なかばになった頃、祖父の不動産会社が管理するマンションに新規入居者が入ってきた。
あのKさんと旦那さんだった。

私が朝、共同集積所からマンションの前にゴミをえっちらおっちら運んでると、後ろから声。
「あら! 私さんじゃないの! あら、どうしたの?」
Kさんは、意地悪な笑みをニヤァーッと。
私が作業着を着て、ゴミを通りまで運んでるのを見て、嬉しそうに
「あらあら、お仕事中なの? ご苦労様ね。うちのゴミもお願いね。がんばってー」
二十代の頃の私だったら、その場で固まっていたか、うろたえていたかもしれない。
しかし、私も子供を二人産んで、強くなっていた。
「おはようございまーす! このマンションに引っ越してらしたんですねー!」
会社勤めだった時と大違いの、私の大声にKさんは驚いていたようだった。
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By okan777