眠れないので暇つぶしに投下。

いまから数年前、学生だった私は15も歳の離れた男と付き合ってました。
仮にAとしましょう。

Aとは趣味を通じて知り合って、そのうち仲良くなり付き合い始めたんですが、彼は当時ちゃんと職についていたし、
真面目で優しかったので周りが見えていない私はイノシシモードに入ってました。

無事卒業し、就職試験も受かって働き出した頃、彼が突然仕事を辞めました。
上司とのトラブルで半ば首にされたそうで、自分の稼ぎがないと家族から疎まれる、飯を食うなといわれる
と泣きつかれたので（いい歳こいた親父が何言ってんだって感じですが）、当時かなり馬鹿だった私はあたりまえのように
自分の給料から食事代をだしてあげたり、生活に必要なお金を出してあげたりしていました。
あんなクソ野朗でも当時は好きだったんだと思うと身の毛がよだちます。

そういう生活が２年ほど続き、当然私は貯金なんて出来るはずもなく、Aとその家族を食わせるために働いているような
生活がずっと続いていました。

続きます。

続き。

その２年の間、Aは短期の仕事をしたりして少しずつ稼いでいたようですが、採譜はいつも私持ちでした。
不審に思って聞いてみると、なんと過去に作った借金の話がでてきたんです。

合計で800万ほど。流石に呆れて、一旦は別れようと思ったのですが、イノシシモードはなかなか抜けることが無くて、お決まりのように
「きっと変わってくれる。Aならここからきっとがんばって、また昔のように真面目で優しいAに戻ってくれる」と思ってしまったんです。
最悪の選択をしてしまったにもかかわらず、私はなぜか「一緒に頑張れば借金なんてすぐ返せるよ!」とアホな発言をしてしまって。
当時は仕事の尋常じゃない忙しさとか、プライベートの面もあって、精神的にもおかしくなってたんだと思います。

それから３年が過ぎても、状況はまったく変わりませんでした。
周りの友人は、みな幸せそうに結婚の道を歩んだり、彼氏との付き合いを目いっぱい楽しんでいるのに
私は自分で自分の首を絞めてばかりで、このままじゃダメだと思い、決意をしてAの元へ。

「別れたい」
そう切り出した瞬間、うつむいて泣き出すA←おげぇぇええええ!!!!
しばらく沈黙した後、Aが「別れるくらいならここでﾀﾋんでやる」と言い出し、近くにある交差点へ走り出しました。
ﾊｧ!?と思ってしばらく呆然と立ち尽くしていたら、Aがゆっくり振り向き、こっちに戻ってきて
「今日は帰るよ」と言って、そのままいなくなりました。

今思えばあの時氏ねばよかったのにと思います。

眠気が来たので、続きは明日の夜にします。

>>採譜じゃなく>>財布ですorzｽﾏｿ

えええ
早く読みたいわ。

ひとまず落ち着いたので、続きを書きます。
長くなりますがゴメンナサイ。

Aが「家へ帰る」と言い残しその場から消えたあと、私は自宅に戻って、いつもどおりに就寝。
なにかメールか電話が来るんじゃないかと思って、一応枕元に携帯を置いて寝ていました。

朝になって携帯を開いた途端、凍りつきました。
「なんで別れるのなんで別れるのなんで別れるの×∞」
「ﾀﾋんでやるﾀﾋんでやるﾀﾋんでやる一生恨んでやる×∞」
原文のままのメールが、34通も届いていて、着信履歴もAの携帯から数回、あとは非通知で
十数回もかかって来ていたんです。
ぞっとしましたが、仕事にいかねばならない時間だったために支度を済ませて外へ出ると、マンション駐車場の隅に
なんとAの車が…。

心の底から凍りつくって、ああいう状況を指すんだと思いました。
見た限りでは、運転席にはAはいないようでしたが、あまりの不気味さにしばらく動けないでいると、着信が。
メールの主は、Aでした。開くと、そこには
「なんでおれのことむしするの」とだけ、書いてありました。

続きます。

怖くて怖くて、動悸で手が震えて仕方がありませんでした。
絶対に、Aは今私のことを見ているのです。
瞬間的に悟ったんですが１人でここにいるのは危険だから、とりあえず急いで車に乗らないといけないと思い
キーを差し込んだ瞬間今度は電話が。
無視して車に乗り込み、携帯を開いてすぐに電源をOFFにして、無我夢中でその場から離れました。

その日は一日中恐怖と不安でミスばかりして仕事にならなくて、上司から怒られまくりでした。
帰り際、偶然にも友人から飲みに行こうと誘われたのですが、事情を話したらウチの玄関まで送っていってあげるよ
と言ってくれたので、一緒についてきてもらうことに。

駐車場に車を止めて友人とエントランスまで歩いてきたとき、異変が。
郵便受けの周りに不自然に散らばる紙。それと、破り捨てられた写真。
Aでした。
散らかったものの中には、今までAに渡した手紙やプレゼントなんかにもまじって、いわれようのない
ｾｰ的な嫌がらせの言葉が書いてあるものがありました。
もうどうしたらいいかわからなくなって大声で泣いてしまいました。
友人は、すぐに警察を呼んでくれて、その後いろいろと事情を聞かれAのことも話したのですが
「証拠が無いから疑いはかけられない」と言われて終わりました。

その晩、友人は心配なので泊まっていくと言ってくれて、少し安心した矢先のことです。

夜中、友人が物音で目を覚ましてベランダから駐車場を確認したのですが
何も異常はなく、その後友人と私は眠りにつき、翌朝確認してみると、そこには
スプレーで全塗装されたかのようにイタズラされた私の車が。
その周りには、明かにゴミとわかるもの（丸太とか、バケツとか生ゴミとか）が散乱していたんです。
Aの仕業だと直感して、また警察を呼び事情聴取。
実害が出ているので被害届を出し、その書類作成のために会社に遅刻してしまうようだったので
電話を入れたら、上司が開口一番に「なにかあったのか」と。

え？と思って聞いていると「お前を名指しして本社の社長あてに電話をかけてきた男がいて、
○○はマジキチだからクビにしろ、と騒いだらしい」
と聞かされて、頭の中が真っ白になりました。

Aは、何の関係も無い会社にまで嫌がらせをしていたんです。
ほんとショックで、遅刻というはずが休ませてくださいに変わり、電話を切りました。
その後の被害届の提出も、途切れ途切れにしか覚えていません。
さすがにこのままだと実家のほうにも嫌がらせとかがあるといけないので、親に相談し
しばらくマンションを離れてAが知らない親戚のBさんの家へ半ば匿って貰う事に。

Ｂさんの家へ行った夜、いままでの出来事を全て話しました。
柔道有段者だったBさんは話を聞いててリアルに青筋を立てて怒り
もしこの場所が割れてAがきたとしても指一本触れさせん。安心しなさい、と。
その言葉にホッとして、初めて来た親戚の家にも関わらずその晩はゆっくり眠れました。

次の日出社すると、同僚や他の部署の人たちまで噂が広がっていたようで、針の筵?状態でした。
その後も部署では孤立してしまい、自分のせいで会社に迷惑をかけてしまった申し訳なさから、一ヶ月後に退職。
仕事も、友人も失い（これ以上迷惑はかけられないと思い、こっちから縁を遠くした）なにもなくなった自分。
Aの思うがままに、辛い思いをさせられました。
そんな中、さらに追い討ちをかける出来事が。

Aが、やってきたのです。知らないはずなのに。
ちょうどそのとき、２階にいた私がAを目撃して恐怖で叫んでしまった瞬間、Aは止めてあった私の
車に軽々と登り、フロントガラスや屋根をガンガン蹴って破壊。
真昼の出来事なので、当然通行人たち唖然。
ひとしきり壊した後、車で立ち去っていくA。

息ができなくなる発作?状態になりながら、必ﾀﾋに下にいたBさんを呼んで、110番してもらい
すぐに警察の人が来て、その日のうちにAは逮捕されました。

長いですよね、すみません…


警察の調べで、今まであった全ての出来事はAによるものだと確定したそうです。
全てのものから指紋、汁が検出されたらしい。
会社にかけた嫌がらせ電話は威力業務妨害容疑で取り調べられ、その件についても処罰が下り、私に対して
行ったことについても、器物損壊罪で起訴されました。
そして、私に近づかないようにという旨の付きまとい禁止警告文が言い渡され、その後Aが
どうなったのかは知る由もありませんでした。
つい、最近までは。

私はその後Bさんの家での生活を続け、きっかけは最悪でしたがそのまま同棲、結婚。
Bさんは主人となり、私は彼の仕事を手伝いながら幸せに暮らしていました。
先月、結婚記念日の日に久しぶりに美味しいものでも食べに行こうと出かけた先で、
最悪の展開になってしまいました。どうして私ってこんな運しかもっていないんだろうorz

Aが、案内された席の向かいに母親と一緒にいたんです。
一瞬でまた凍りつく私。主人はAを直接見たことはないので、どうした?と聞いてくるので
とりあえず、この場を離れようと席を立った瞬間。
店中に響くような声で「オラ、あれが俺を散々コケにした女だぜ!!」と、
Aが叫んだのでした。

がんばって…！
ゆっくりでいいよー！

主人は「??」という顔のあと、…!と全てを悟ったような顔つきになり、Aを睨み返していました。
このままだと殴り合いに発展しそうな感じだったので、店員さんに事情を話して、とりあえずAのいるところからは遥かに
離れた店の隅っこへ移動。
私は気分が悪くて食事どころではなかったので、帰りたいと主人に言ったのですが
主人は主人で「警告がある以上、こっちに近づいたり出来ないんだからこれ以上は何もないはず。
半年振りの休みだし、お祝いでここに来たのに、あいつのせいでなんで俺らが帰らなくちゃいけない?
俺らはなんにも悪いことなんてしてないんだから、堂々としてりゃいい。
なにかあったら、警察呼べばいいわけだし」
と言っている最中でした。

Aがわざわざこっちのテーブルまで歩いてきたんです。そして
「よぉ、元気そうだな、結婚詐欺師!!」
と大声で言い放ち、唖然とする私たち。
今でもはっきり覚えているAの現在の姿は、まるで妖怪でした。
ピンクのギャル系Tシャツに、白の女の子がはくようなハーフアップジーンズ。
頭は金髪で、首がなくなるまでに太り、たるみ、無精ひげだらけで顔は脂でテラテラしてました。
ｷﾓすぐる、思い出すだけで吐き気してきた…。

これで最後です、疲れた・・・


主人は怒りが頂点に達しているのが判るくらい、拳が震えてましたがどうにか殴るのを我慢してくれて
静かに怒った声でAになにか話してました。
あまりのAのｷﾓさに記憶があいまいです。

すぐ主人が110番したんですが、電話をしている姿をちらちら見ていたAと母親が、そろ〜っと
店の外に出て行くのを目撃して「逃げた!!」と思った矢先、奇跡のタイミングで警官登場。
ストーカーに因縁をつけられて困っている、と通報しただけなのに、パトカーが７台もきてくれて
事情を聞かれたあと、警察署でAは絞られた、ようです（刑事さん談）。

ちなみに、警察署へ連行される際、Aは自分の運転する車の前後をパトカーに挟まれて移動するにも
かかわらず、大勢の刑事さんと警察官がいる前にもかかわらずシートベルトを 締 め ず に
走り出し、それについても違反で検挙されていたというDQNすぎる結末でした。


散々な別れ方だっだけど、あの時別れて本当によかったって思ってます。
…ちなみに警告文って数ヶ月しか効力が無いそうで、今回また警告文を出してもらったんですがまた
数ヵ月から数年後経って同じようなことが起こっても、また警告だけらしいです。
これだけの被害にあっていても、ストーカー規正法は適用できないとのことでした。

というわけで、現在もまたAがやってくるのではないかという不安に包まれ今に至ってます。
長々と、すみませんでした。

親戚のBさんとﾃﾞｷて結婚というあたりでﾁｮｯﾄ「…」となった。。
男一人の家に転がり込んだんでしょうか？？
結婚できたわけだからｲﾄｺかな？

>379
乙でした…
旦那さんが優しい人でよかった…！！
てかそのAの母親も息子の言動に何とも思わなかったんですかね…母子そろって気持ち悪いわ…

そのAから慰謝料みたいなのとった？
車破壊されたり、会社を退職せざるをえない状況だったんだよね？

身から出たサビとは言え・・・すごい話。

そりゃ怖いわ。
う〜〜ん、引っ越すしかないかしら？
ヤツが自滅してくれるといいなあ。
母親がいるんなら、母親に話したらどうだろう？？

>>380
実家に相談に行った際、実家も祖父の家も従兄弟の家もみんなAは知っていたので
それなら、、と主人に白羽の矢が立った次第でして。
私も、男忄生の1人暮らしの家に転がり込むなんて…って思ったんですが、身の安全を
考えると仕方がないと思って、お世話になることになりました。
結婚については、主人とはかなり遠い親戚に当たるのでその点については問題なかったようでした。
というか、私もまさかこの人と結婚するとは当時思ってませんでした。

>>381
母親は一緒になって「せぇーっかく、食べに来たのにッ!!」って叫んでました。
真忄生DQN親子ですね。

>>382
車を破壊された件については、刑事さんから「当事者同士で交渉してください」と言われ
もうこれ以上奴の顔は見たくない＆どうせ払える能力なんて無い＆手切れ金だと思って許してやる
という理由から、車体の弁償および慰謝料請求はしませんでした。
当時はもう二度と関わりたくなかったです。
でも今回の件でやっぱり搾り取るべきだったと少し後悔してます。

>>382
付き合おうと思った当時の自分を消し去りたいです。

できれば引越しして新たな土地で暮らすというのが一番望ましいのですが
地域に根ざした仕事なので、なかなか替えると言う事も出来なくて…
なにかまたやらかして、一生刑務所にいて欲しいところです。

>>379
いまからでも弁護士をつけてつきまといを阻止させるように
してみたら？
警察だと警告だけみたいだし不安だよ。
いずれ今の家もばれてしまうかもしれないし戦って見たらどうかな？
証拠とか残ってるなら慰謝料もろもろやれるのでは？

>>386
Aが逮捕されたのが、3年〜4年ほど前のことで間隔がだいぶあいているのですが
それでも大丈夫なものなんでしょうか…?

当時、ばら撒かれた怪文書的なものと、指紋がついていると思われる手紙は、その日の
うちに警察官が証拠として押収したあと、しばらくしてからその証拠品を返還するか警察で
処分するか聞かれて、そのまま処分してくださいとお願いしてしまったんです。
てっきり、永久的に接近禁止と近づいたら即逮捕にできるストーカー規正法が適用されると
過信していたので、返還してもらわなかったんです。

こえーーーーーー
読んだだけで恐怖で動けなくなりそう