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183 :スカッとする修羅場まとめ 2017/03/31(金) 21:01:51 ID:wIj
若干、理不尽かもしれない。

同棲していた彼はもともと人工的な香りがすきじゃなくて、彼の前では少しでも、香りのするものを付けられなかった。
香水のキツイにおいが好きじゃない、とかなら分かる。だけど彼の場合はシャンプーからハンドクリームから何まで、香りのついたものは全部駄目。
だからケア用品買うときは、自主的にだけど薬局、スーパー、ホームセンターまで片っ端から当たり、必タヒで無香の物を探してた。
パッケージが可愛かったり、謳い文句で惹かれても大抵のものは(当たり前だけど)香りが付いてるから、諦めるしかなかったのが悔しかった。でも彼が好きだったから、彼のため仕方ないと諦めもついてた。
でもある日、彼からふわっとローズ系のいい香りがした。正直、浮氣を疑った。
その場ではどうしても聞きづらかったので黙っていたけど、翌日、翌々日も同じ香りがするもんで、疑っていることを匂わせないよう聞いてみた。
どうしたの?なんかすごくいい香りするね。
そしたら予想外の答えが。「あ、ほんとにー?いいでしょ。こないだ○○の店員さんに勧められて、断れなくて試してみたんだよね。そしたら気に入っちゃってさあ。香水も悪くないね(笑)
そういえばお前も普段何も付けないよね?この機会に付けてみたらー?」
なんかもう、浮氣されてたほうがさっぱりきっぱり別れられたんじゃないかと思うくらい複雑な気持ちになった。
今まで何の香りも楽しめず、必タヒで無香のケア用品を探してまわっていたのももちろん自分が勝手にやっていたことだけど、急に馬鹿馬鹿しくなってしまって冷め、しばらくして結局別れた。
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