690 :伝説の鬼女 ~修羅場・キチママ・生活まとめ~ 2015/01/18(日) 12:35:38 ID:oX7
あまり気持ちのいい話じゃありませんが。
5年ぐらい前に、友人Aが突然訪ねて来た。お金を貸し欲しいと。
10万でも20万でもいいから貸してくれと。
Aとは学生時代から仲が良かったけど、訪ねてくる直前の一年ぐらいは
殆ど音信不通状態だった。
私は祖父が借金癖のある人で、両親が苦労したのを見て来たから
借金には強い抵抗がある。
「ごめん、人に貸せるほど裕福な暮らしじゃないのよ」と断った。
そしたら「この家ローンなんでしょ?来月支払う予定のお金を
ほんの短い間だけ貸してよ。すぐ返せるの。絶対返せるの!」と言われて
いや確かにローンで買った家だけど、そんな言い方ある?って腹が立ってしまって
「うちの旦那、友人同士のお金の貸し借りには
例え少額でもすごい拒否反応ある人だから(これは本当)無理だよ。悪いけど」
って言ったら「お願い!私を助けると思って!」と食い下がられ
それでも強く断った。
まさか子供を道連れにしてビルから飛び降りるとは思わなかったから。
新聞に載ったあと友人経由で知って葬儀に参列した。
そこで耳にした話、Aの自慢の青年実業家だった旦那さんとはとうに離婚してたらしい。
他にも色々と辛い状況だったことをその時初めて聞いた。
私の他にも借金の申し込みされた人がいた。
その中のひとりが10万貸していたらしい。
そしてその10万でどうやら子供に最後の楽しい贅沢をさせたらしかった。
お金を貸した人は「どこにも催促できないし、諦める」と言っていた。
なんか亡くなった人のことをリアルでは愚痴れないからここに書くけど、
最後に訪ねてきた、あの出来事があったおかげで
私はAのタヒを素直に悲しめないでいる。
Aとの楽しかった思い出の数々も同じように楽しく思い出せない。
タヒを選ぶほど辛かったんだろうけど、一方的に私の心にも黒い染みをつけて
勝手に逝ってしまってずるいって思っている自分がいる。
5年ぐらい前に、友人Aが突然訪ねて来た。お金を貸し欲しいと。
10万でも20万でもいいから貸してくれと。
Aとは学生時代から仲が良かったけど、訪ねてくる直前の一年ぐらいは
殆ど音信不通状態だった。
私は祖父が借金癖のある人で、両親が苦労したのを見て来たから
借金には強い抵抗がある。
「ごめん、人に貸せるほど裕福な暮らしじゃないのよ」と断った。
そしたら「この家ローンなんでしょ?来月支払う予定のお金を
ほんの短い間だけ貸してよ。すぐ返せるの。絶対返せるの!」と言われて
いや確かにローンで買った家だけど、そんな言い方ある?って腹が立ってしまって
「うちの旦那、友人同士のお金の貸し借りには
例え少額でもすごい拒否反応ある人だから(これは本当)無理だよ。悪いけど」
って言ったら「お願い!私を助けると思って!」と食い下がられ
それでも強く断った。
まさか子供を道連れにしてビルから飛び降りるとは思わなかったから。
新聞に載ったあと友人経由で知って葬儀に参列した。
そこで耳にした話、Aの自慢の青年実業家だった旦那さんとはとうに離婚してたらしい。
他にも色々と辛い状況だったことをその時初めて聞いた。
私の他にも借金の申し込みされた人がいた。
その中のひとりが10万貸していたらしい。
そしてその10万でどうやら子供に最後の楽しい贅沢をさせたらしかった。
お金を貸した人は「どこにも催促できないし、諦める」と言っていた。
なんか亡くなった人のことをリアルでは愚痴れないからここに書くけど、
最後に訪ねてきた、あの出来事があったおかげで
私はAのタヒを素直に悲しめないでいる。
Aとの楽しかった思い出の数々も同じように楽しく思い出せない。
タヒを選ぶほど辛かったんだろうけど、一方的に私の心にも黒い染みをつけて
勝手に逝ってしまってずるいって思っている自分がいる。