月. 11月 25th, 2024
93 :きまぐれ鬼女 2020/11/14(土) 20:12:41 ID:5igbYL63.net
今日、実家に帰ると年金事務所から父親宛てに届いた扶養親族の申告書見ながら騒いでいた。
兄はどこかに電話を掛けてギャーギャー怒鳴ってるし父はむずかしい顔で書類をにらんでいる。
「どうしたの?」って聞いたら父が「年金事務所からこんな書類が送られてきた。控除額が110万もかかるなんてふざけてる!」と意味の分からないことをいう。
兄は兄で電話に向かって「父の年金は50万ちょっとしかないのに控除額110万も取られるなんておかしい!」と意味の分からないことを叫んでいる。
とりあえず電話をスピーカーにしてもらって電話に出たお姉さんと俺で話をすることにした。
お姉さんは「控除額というのは生活するうえで最低限に必要とされる額のことです。お父様は65歳以下ですので110万円が控除額になります」という説明をした。
俺は納得したんだけど父と兄が「そんなに取られたら生活できない!」と相変わらず意味の分からないことを叫んでいる。
意味分からないけどお姉さんに迷惑なので切ろうとしたときにお姉さんが何かに気づいたのか「あの……」と声をかけてきた。
俺はまだ騒いでいた父と兄に黙るように言ってお姉さんの話に耳を傾けた。
お姉さんは「110万円は税金としてお客様から徴収する金額ではないですよ。税金の計算に使うものであって、お客様に最低限保証された金額です。最低限なので税金の額はもっと低くなります。お客様はまだ現役で働いていらっしゃるので(中略)つまり年金から引かれる所得税は0円です。」と言った。
父と兄が動かなくなったので俺は「ありがとうございました。ご迷惑をおかけして誠に申し訳ありません」と言って電話を切った。
通話時間58分と書いてあって本当に申し訳なくなった。
その後、俺は68歳と35歳の兄に控除額の説明を再度してやった。
今まで給与明細とか見たことなかったのかよ。どうやって生きてきたんだこいつらと思って衝撃だった。
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