909: 恋人は名無しさん[sage] 2012/08/07(火) 08:08:09.74 ID:vpOFI1Q3O
彼とは遠距離5年目。
仕事の休みをやりくりして、彼の案内で観光などをしながら数日間を一緒に過ごす予定にしていた。
駅まで彼が車で迎えにきてくれて目的地に行くドライブの途中、たまたま彼の地元の郊外の大型書店に立ち寄った時のこと。
『おー、A君。久しぶり!』と彼に声をかけてきた男忄生は、高校のときの同級生のようで、他にも数人の男女がいた。
『そっちの女忄生は? もしかして彼女? 奥さん?』と尋ねられ、彼の返事は、
『親戚の叔母さん』…。
確かに自分が10歳年上だし、普段は何も言わないけれど負い目もあり、場の雰囲気を壊すのも悪くて、ついつい、
『いつもA君がお世話になっております』的な挨拶を、ニコニコしながら返してしまった。
仕事の休みをやりくりして、彼の案内で観光などをしながら数日間を一緒に過ごす予定にしていた。
駅まで彼が車で迎えにきてくれて目的地に行くドライブの途中、たまたま彼の地元の郊外の大型書店に立ち寄った時のこと。
『おー、A君。久しぶり!』と彼に声をかけてきた男忄生は、高校のときの同級生のようで、他にも数人の男女がいた。
『そっちの女忄生は? もしかして彼女? 奥さん?』と尋ねられ、彼の返事は、
『親戚の叔母さん』…。
確かに自分が10歳年上だし、普段は何も言わないけれど負い目もあり、場の雰囲気を壊すのも悪くて、ついつい、
『いつもA君がお世話になっております』的な挨拶を、ニコニコしながら返してしまった。
そのあと、彼は友達に食事とカラオケに誘われ、『叔母さんを親戚の家まで送る途中だから』と最初は断ったのだけれど、
海外に住んでいるB子さんも来るんだという話を聞いたら、途端に歯切れが悪くなった。
彼と部活のマネージャーだったB子さんとはいい雰囲気だったけど、親の仕事で海外に行くことになり泣く泣くみたいな話を、同級生たちから聞かされて、
お前がきたらB子ちゃん凄く喜ぶ、いい思い出を作ってあげよう、叔母さんからもこいつに言ってやってくださいなどと言われ、
結局『私のことは気にしなくていいから、お友達と楽しんできたら?』と言ってしまった。
内心まさかとは思ったが、彼は拝むしぐさをしつつ、友人たちと車で行ってしまい、私は見知らぬ土地に一人で残された。
一時間くらい書店で待ってみたけど、彼からメールも何もなく、結局店員さんにバス停の場所を教えてもらい、街中から更にタクシーで最寄りの駅まで。
彼からメールがきたのはさらに三時間後。
『今どこ? こっちまだ盛り上がってて抜けられない』
『東京に戻る新幹線の中』とだけ返したら、それっきり音沙汰なし。
三日間待ってみたけど、彼からは電話もメールもなく、
今回の対応には正直傷ついたけど、本音が透けて見えて良かった。今までありがとうということを短く書いて、メールして、アドレスと電話番号を変えた。
仕事終わって帰ると、目玉が溶けるほど泣いてる。
早く忘れよう。
海外に住んでいるB子さんも来るんだという話を聞いたら、途端に歯切れが悪くなった。
彼と部活のマネージャーだったB子さんとはいい雰囲気だったけど、親の仕事で海外に行くことになり泣く泣くみたいな話を、同級生たちから聞かされて、
お前がきたらB子ちゃん凄く喜ぶ、いい思い出を作ってあげよう、叔母さんからもこいつに言ってやってくださいなどと言われ、
結局『私のことは気にしなくていいから、お友達と楽しんできたら?』と言ってしまった。
内心まさかとは思ったが、彼は拝むしぐさをしつつ、友人たちと車で行ってしまい、私は見知らぬ土地に一人で残された。
一時間くらい書店で待ってみたけど、彼からメールも何もなく、結局店員さんにバス停の場所を教えてもらい、街中から更にタクシーで最寄りの駅まで。
彼からメールがきたのはさらに三時間後。
『今どこ? こっちまだ盛り上がってて抜けられない』
『東京に戻る新幹線の中』とだけ返したら、それっきり音沙汰なし。
三日間待ってみたけど、彼からは電話もメールもなく、
今回の対応には正直傷ついたけど、本音が透けて見えて良かった。今までありがとうということを短く書いて、メールして、アドレスと電話番号を変えた。
仕事終わって帰ると、目玉が溶けるほど泣いてる。
早く忘れよう。
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