日. 11月 24th, 2024
608 :鬼女日記 2012/08/11(土) 11:07:03 ID:fmT0ht8oO
大学時代1つ上の先輩に惚れた。
当時ど田舎から都会に来てボソボソとなまっててみんなに馬鹿にされていた俺にも普通にしゃべってくれる某アイドル似の彼女は女神に見えた。
一生懸命のプッシュでなんとか付き合ってもらえる事に。
だが彼女はとんでもない女だった。
彼女のおかげで彼女のグループに入れていろんなとこに行けたのだが、常に俺をパシりや笑い者にした。
荷物持ちや買い物はいつも当然のように俺。
「いいよ。いいよ。こいつにやらしておけばいいじゃん。」
人を迎えに行って増えた分全員が車に乗りきれなくなって俺だけが下ろされた事もあった。
酔って寝てる間に俺の顔に落書きした上、ボールペンで腕をブスブス刺したり頭を蹴って起こされた事もあった。
俺のしゃべり方を真似してみんなで笑ったり、
無理矢理化粧されてその顔で外歩かされて馬鹿にされた事もあった。
それから20数年後、俺は某二流会社に就職し一応課長と呼ばれる立場になった。
ある年に入って来た新入社員がその時の女に顔も声もそっくりだった。
話しを聞くと俺と同じ大学出身。
「母もその大学出てるんです。」
旧姓と名前を聞くとまぎれもなくあの女だった。
新入社員は自分の母親に俺の事を話したらしい。
「課長は母に憧れていたそうですね。」
「母は課長は田舎から出て来たばかりで頼りなくてかわいそうだからかわいがってやったと懐かしがってましたよ。」

続きを読む